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『本当の「頭のよさ」ってなんだろう?』 [☆☆]

・学生という立場から社会人になると、頭のよさを測るものさしが、突然変わります。「勉強ができること」から、「社会に適応できること」に切り替わるんです。

・「先が読める」ことは、本当の頭のよさの重要な要素だと思っています。

・本当の知力・知性とは、知識のあることだけではありません。「知(判断力)」「仁(誠意)」「勇(行動力)」の3要素がそろっているか、です。

・大切なのは…少しずつ…を 続けること。

・学校は、小さな社会です。社会という場で生きていくための練習、予行演習なんです。それが学校に行くことのメリット、いちばん大きな意味です。

・自分ひとりなら絶対やろうと思わないことをやれるのが、学校のいいところ。文系の人が自分一人で勉強していて、積極的に微分積分をやろうという気になるでしょうか。

・いまは、バーチャルリアリティを楽しむ装置がどんどんできていますが、本は元祖バーチャルリアリティなんです。

・本を読むとは、著者と対話をすることです。著者だけでなく、そこに出てくる登場人物と心を通わせることでもある。だから、本を読んでいるときは、ひとりでいてもひとりぼっちではないのです。

・本を友だちにしたら、きみは一生、ひとりぼっちじゃなくなる!

・一流の映画をみろ、一流の音楽を聞け、一流の芝居を見ろ、一流の本を読め。そして、それから自分の世界を作れ。

・感情のおもむくままにふるまってもゆるされるのは、言葉をもたない赤ん坊だけです。

・「気をつかう」というのは心の習慣です。起きて活動しているときは、人は常に気をつかっていなくちゃいけないんです。気をつかわなくていいのは、ひとりでいるときと、寝ているときだけ。

・感じよく対応できることがまずあって、それから能力が評価されるんです。人は、気をつかえるから社会でちゃんとやっていけるのです。



本当の「頭のよさ」ってなんだろう?: 勉強と人生に役立つ、一生使える ものの考え方

本当の「頭のよさ」ってなんだろう?: 勉強と人生に役立つ、一生使える ものの考え方

  • 作者: 孝, 齋藤
  • 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
  • 発売日: 2019/06/05
  • メディア: 単行本



タグ:齋藤孝
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