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『「好き」を「お金」に変える心理学』 [☆☆]

・お金を使うときに「これは浪費。これは投資」と分けて考える。

・人には「モラル・ライセンシング」と呼ばれる性質が備わっている。これは「正しい行いをした後は、少し悪いことをしてもいい」と考え、誘惑に弱くなる性質のこと。

・「モラル・ライセンシング」の怖いところは、「正しいことをしよう」と思っただけで、実際に正しいことをやっていないにもかかわらず誘惑に弱くなる点です。

・ニュース番組の合間には今も昔も変わらず、一般消費財のCMが流れています。どうしてかと言うと、視聴者にはモラル・ライセンシング効果の一種が働き、重たいニュース、正しい報道の後には、誘惑に弱くなる傾向があるのです。つまり、凄惨な殺人事件のニュースを聞き、心を痛めるという正しい行いの後には、ちょっと羽目を外したい気持ちになり、気晴らしから商品を買いたくなってしまうのです。

・あなたがよく知る範囲の限界は150人かもしれませんが、あなたのことを知っている人はダンバー数に関係なく広げていくことができるのです。つまり、知っていることよりも、知られていることのほうが重要だということ。

・何かが変わったことには気づき、でも、どこが変わったかは具体的に指摘できない。この現象の裏にあるのが、直感です。直感的に変化を察するものの、具体的な違いは指摘できない。

・あなたがまず持つべきなのは、「お金を使ったら、それ以上のリターンを得る」という意識です。そして、どうしたらリターンを得られるかをいつも考えるようにしておきます。

・「回収できないようなものには、お金を使わない」という意識を持つことも大切です。

・その方は旅行中もブログをネットに上げていて、その広告収入で旅をしているのです。旅先で使うお金は、ネットで得た収入を下回るようにしています。だから大好きな旅を永遠に続けることができているのです。

・社会的成功の上位層を占めているのはギバーの人たちですが、一方で最下位層を占めているのもギバーだというのです。つまり、与える人、他人のためにお金が使える人になれば、それだけで成功できるというわけではないのです。



「好き」を「お金」に変える心理学 (PHP文庫)

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  • 作者: メンタリストDaiGo
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  • 発売日: 2019/03/28
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