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『モヤる言葉、ヤバイ人 自尊心を削る人から心を守る「言葉の護身術」』 [☆☆]

・多様性社会とは人の生き方を邪魔しない、余計な口出しをしない社会である。

・女子はまず、反射的に笑顔を出すクセを封印しよう。そのうえで、プーチン顔(あまり私を怒らせない方がいい、という表情)の練習をしてほしい。

・「……………」と相手をまじまじ観察しよう。こいつ引っくり返したら足が何本生えてるのかな?とファーブル顔で見つめれば、自分の発言はおかしかったかも、と相手は気づくかもしれない。

・「子供がいるようには見えない」とか「年齢よりも老けて見えるな」とか、心の中で思ってしまうことはあるだろう。思ったとしても言わない。それがルッキズムに加担しないための鍵なのだ。

・スウェーデンでは「人の容姿について何か思ったとしても、口に出すのはマナー違反」が常識のため、けなすのはもちろん、褒めるのも基本NGなんだとか。

・「あれもこれもダメと言われたら何も言えなくなる」とボヤく人がいるが、だったら黙っていればよろしい。どうしてもしゃべりたいなら、ちっとは頭を使うとよろしい。

・「私はアジア人に偏見がないから、あなたと友達になりたいわ」と言われたそうだ。発言した側に悪気はなく、自分は差別なんてしないと思っているのだろう。でも言われた側は「あなたは私とは違う、本来は差別されるマイノリティだけど、受け入れてあげますよ」というマジョリティの上から目線&傲慢さを感じる。「自分には偏見がない」と自称する人の方がむしろ、無意識の偏見や差別意識に鈍感じゃないか。

・一番前の席で後ろを振り返ったことのない人には、弱い立場の人やマイノリティの存在が見えない。だから「本人の努力が足りない」「自己責任だ」と主張して、社会の構造を変えようとしない。

・差別発言が炎上しても「俺は間違ってない!」と開き直り「こんなに叩かれていじめだ!」と被害者ぶる人がいる。なぜ批判の声が上がったのかを考えないから、同じような発言を繰り返すのだ。

・「丁寧に説明して俺を納得させてみろ」と上から言ってくる奴には「興味があるならググれカス」と返そう。

・何もかもはできないけど、何かはできる。

・勘違いする人々に共通するのは「鈍感力」だ。人の気持ちに鈍感だから、相手が不快に思っていることに気づかない。

・時代の流れにも鈍感だから、アップデートできていないことにも気づかない。

・「この子は即レスしてくれる」と印象づけると粘着されるので、塩対応を心がけよう。

・喜怒哀楽の「怒」じゃなく「哀」で表現する方が、人は心配して優しくなることが多い。

・せちがらい話だが、人を疑う心が自分を守る盾になるのだ。

・モラ男は口が上手く、褒め言葉や甘い台詞をさらっと言う。そんな時は「できすぎじゃねえか? こんなうまい話があるか?」と疑う心を持ってほしい。

・最大の敵は焦りと心得る。

・ろくな知識もなく価値観をアップデートできない奴に限って、偉そうに説教してくる。

・愛想をつかされる人は、愚痴を言うことが問題なんじゃなく、気づかいがないことが問題なのだ。

・一方、男は男同士で褒め合わないから、キャバクラ等でやたらと褒められたがるのか。



モヤる言葉、ヤバイ人~自尊心を削る人から心を守る「言葉の護身術」

モヤる言葉、ヤバイ人~自尊心を削る人から心を守る「言葉の護身術」

  • 作者: アルテイシア
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2021/06/19
  • メディア: Kindle版



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