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『文系のための東大の先生が教える学び直し数学』

・-1のかけ算は、数直線上で元の数を、原点(0)を中心に折り返すと考えることができる。

・「iのかけ算は、複素平面上で、原点を中心に反時計回りに90°回転させること」を意味するのです。

・この世界には、ベクトルであらわされる量がたくさんあり、そのため物理学では、ベクトルの計算がしょっちゅう登場することになります。

・私たちが受けている重力は、万有引力と遠心力を足したベクトルであらわされるのです。私たちを引っ張る重力の向きは、地球の中心に向かう方向からは、ずれているというわけです。

・サインとは、斜辺に対する高さの比の値で、「高さ/斜辺」のことをいいます。

・タンジェントって、サインをコサインで割ったものなんですね。

・ピタゴラスたちは無理数を「アロゴン(Alogon、口にできない)」とよんで研究対象から除外し、そのことを教団外の人たちには秘密にしていたといわれています。

・元の関数から導きだされた、接線の傾きをあらわす新たな関数を導関数といいます。

・「ある数値を別の数値に限りなく近づける」という考え方を極限といいます。

・偏差を2乗してから平均を取った値を分散といいます。

・分散は平均値からのずれ(偏差)を二乗した値を使うため、ややあつかいづらい面があります。それを補うもう一つの指標として、分散の平方根がよく使われます。この値を標準偏差といい、σ(シグマ)であらわされます。



やさしくわかる! 文系のための東大の先生が教える 学び直し数学 (東大の先生が教える文系のためのシリーズ)

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  • 発売日: 2023/08/08
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