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『どうやら僕の日常はまちがっている』

・日常生活で太っていくことは”怠惰”でしかないと思っている。僕はそんな怠惰な流れに逆らう思いから、ダイエットを始めたのだ。

・僕は「あまり食べないダイエット」を推奨する。これこそダイエットの真理だ。

・いざ魚の骨が喉に刺さってみると、あの普通の日々は幸せなことだったんだと気づくのだ。

・僕は小学生ながらに、この大人は、子供達に夏の思い出を作ったという思い出を自分たちが作るためにやってるんだろうな、とうっすら感じていたのだった。

・「チェーン店のはダメ。旨い店は本当旨いよ」などど、やたら食通ぶる奴がいるが、そんな奴は本当にその食べ物を愛していない。

・寅さんなど好きでも嫌いでもなく”知らない”僕は、なんだか申し訳なく思って、一番後ろの端の方の席に座った。

・ずっとサッカーをやっていたので、やめて10年以上たった今でも、その頃の筋肉や運動神経の貯金が残っている気がしていた。しかし現実はそんな貯金などとうの昔に使い果たし、オケラのくせに態度だけは金持ち気取りの没落貴族と化していたのだ。

・とにかく、自分は人とは違うということのアピールが激しく、自分の異常性を発信し、普通と言われることを何よりも嫌っている。



どうやら僕の日常生活はまちがっている

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  • 作者: 岩井勇気
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2021/09/28
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