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『あの人が好きって言うから…有名人の愛読書50冊読んでみた』 [☆☆]

・一度読んだので犯人はわかる」のは若者だけだ。年をとると前頭葉が退化して「えーと、たしか」となる。ショックだった。

・「能天気で明るい」ことと、調子にのっておどけたり、三枚目なふるまいをするのは似て非なることだ。

・自室でペットたちとくつろぐ写真だったが、ツイッター民はそこに「非の打ちどころのない素敵な暮らし」を(卑屈なほど過剰に)みてとり、打ちのめされたのだ。

・書物というのはどこまでも個別に働きかけるものだ。

・宇垣アナは「嫌い」の15位で「好き」はランク外という、ちょっとリアルな嫌われ方だ。

・彼の心には世の生ぬるい幸福を善としないアウトサイダーと、慎ましやかな幸せを了解する市民が同時に存在し、葛藤している。

・カタコトの日本語を喋る人が、知的レベルまでカタコトであるとは限らない。

・本のオビでもなんでも「あの」○○がという平仮名二文字の強調には、ほら、あなたもご存じの、あれですよ、ね? とうながす者の下卑た笑いが感じ取れる。

・才能ないなら「精密機械になれや」と命じる。「才能ないからやめろ」ではないのが優しいようで、厳しい。

・まだ若いのに博識だな、とはどうしても思えなかった。感じ取ったのは「無理して頭よくみせようとしている」だ。ファッションと同じで、着ることができても着こなせているかどうか、言葉はいきなり分かっちゃうものだ。

・旅行というのは、移動と宿泊と食事と、あとは観察しかない。

・会えなくなることはその人がいなかったことにならないという救いは担保されている。

・「なるべく取材せず、洞察を頼りに」がモットーのコラムニスト



あの人が好きって言うから…-有名人の愛読書50冊読んでみた (単行本)

あの人が好きって言うから…-有名人の愛読書50冊読んでみた (単行本)

  • 作者: ブルボン 小林
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2021/05/07
  • メディア: 単行本



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