『勝間・藤巻に聞け!「仕事学のすすめ」 自分ブランドで課題克服』 [☆☆]
・ミッションやビジョンを掲げないまま仕事を人に任せて「がんばれ」と掛け声だけかけ、指導はしない。それなのに失敗すると怒る。だから若い人がすぐに行き詰まってしまう。
・単に組織から必要とされる人間になるだけではなく、組織が何かに挑戦するときに外すわけにはいかない人材になろう。
・普通の人事評価ならば「複雑系/冷静」な人、つまり物静かで思慮深い人は損をします。
・心の琴線に触れるようなことを話したりすると、普段はクールだと思われていた人の目つきがフッと変わることがある。
・人の心には、どこかに必ずスイッチがあります。普段はなかなか見えないし、むしろ隠していることも多い。
・人間はある段階になったら余計な飾り物はいらない。お気に入りのシャツとジーンズ、それにシンプルなバッグさえあれば何でもできる。
・ストーリー(物語)、ヒストリー(歴史)、フィロソフィー(信念)の3つが人々の心に伝わったときに、初めてブランドは信頼される。
・300円の良いものがあれば、100万円でもダメなものがある。
・何をするにも日本語だけで用が足りましたし、英語の点数が悪くて進級できないということもありませんでした。何も困っていないのだから、それを自分の課題だと感じられるはずもありませんでした。
・「相手に聞いてもらう」ために話しているのではなく、「自分が言いたい」から言うだけの、独りよがりな話し方をしていた。
・情報整理の基本として、「空・雨・傘」理論と呼ばれるものがあります。あらゆる情報は、この「空が曇ってきた(客観的事実の認識)」「雨が降りそうだ(事実に対する解釈)」「傘を持っていこう(解釈に対する行動)」の3段階に整理できるとされています。この3段階をきちんと踏まえた形に整理された情報は、相手に伝わりやすい、理解されやすいものであるわけです。
・フレームワークのない会話は、ただのおしゃべりよね。
・「とりあえず仕事」とは、「一応」「不安だから」「保険のためにやっておく」仕事です。とりあえずやっておく仕事でも、社員が動く以上、そこにはコストが発生します。
・得意かどうかは、やってみないとわからないのです。
・同じストレス解消なら、瞑想するとかお風呂に入るとか、あるいは運動をするとか、一時的なストレス解消ではなく、将来的にストレス軽減に向かうものの方がいい。
・緊急であるかどうかは、「時間的な制約があるかどうか」で決まります。一方、重要であるかどうかは、その行為によって「報酬があるかどうか」で分けるのがいいでしょう。報酬には金銭的なものだけでなく、気持ち的なものも含まれます。
・「自分でものを考える訓練」を続けること。答えを探す訓練は、もうやめましょうよ。どこかに答えが転がっていて、それを探しだそうとする人が多過ぎます。
・イノベーションの原点という意味で言えば、今までこうだったという意識を「疑ってみる」ことは必要ですね。
・学習というのは消去法なのだそうです。つまり専門家というのは、間違った方法を消している人のこと。
・専門家になるためには1万時間が必要だそうです。
・他人にどれほどこれが王道だと聞かされても、頭の仕組みとして本人は絶対に納得しません。試行錯誤して間違った方法とは何かを覚え、それを繰り返しながら自分の中で残りの道の可能性を消せない限り、ものごとは絞り込めない。
・自分と違うタイプや分野の人間と接していると、逆に自分が見えてきたり、何かを発見できることがありますね。
・事業というのはエントランス(入口)ですから、そこにはエグジット(出口)を作らなければならない。それは「売ること」なんです。それがなかったからサークル活動になってしまっていたんですね。
・技術さえあれば作ることは誰にでもできます。しかし受け入れられるもの、使い続けられるものを作るとなったら、人の暮らしの中にまで踏み込んでいって、心を読み取らなければならない。
・今の日本では若者がマイノリティーになってしまっている。圧倒的多数派の中高年の論理に負けているから若者に雇用がまわってこない。
・なぜ仕事もない若者からお金をとって、年寄りの暮らしを助けるのか。社会保険などは典型的で、社会の仕組みがおかしい。
・やはり大きなメディアは旧勝ち組の論理がものを言いますから、ときに発言が制限されることがあります。
・不幸な人の中には、人の不幸を見て喜ぶ人もいるんですよね。自分より不幸な人間がいると、安心するんですよね。
・単に組織から必要とされる人間になるだけではなく、組織が何かに挑戦するときに外すわけにはいかない人材になろう。
・普通の人事評価ならば「複雑系/冷静」な人、つまり物静かで思慮深い人は損をします。
・心の琴線に触れるようなことを話したりすると、普段はクールだと思われていた人の目つきがフッと変わることがある。
・人の心には、どこかに必ずスイッチがあります。普段はなかなか見えないし、むしろ隠していることも多い。
・人間はある段階になったら余計な飾り物はいらない。お気に入りのシャツとジーンズ、それにシンプルなバッグさえあれば何でもできる。
・ストーリー(物語)、ヒストリー(歴史)、フィロソフィー(信念)の3つが人々の心に伝わったときに、初めてブランドは信頼される。
・300円の良いものがあれば、100万円でもダメなものがある。
・何をするにも日本語だけで用が足りましたし、英語の点数が悪くて進級できないということもありませんでした。何も困っていないのだから、それを自分の課題だと感じられるはずもありませんでした。
・「相手に聞いてもらう」ために話しているのではなく、「自分が言いたい」から言うだけの、独りよがりな話し方をしていた。
・情報整理の基本として、「空・雨・傘」理論と呼ばれるものがあります。あらゆる情報は、この「空が曇ってきた(客観的事実の認識)」「雨が降りそうだ(事実に対する解釈)」「傘を持っていこう(解釈に対する行動)」の3段階に整理できるとされています。この3段階をきちんと踏まえた形に整理された情報は、相手に伝わりやすい、理解されやすいものであるわけです。
・フレームワークのない会話は、ただのおしゃべりよね。
・「とりあえず仕事」とは、「一応」「不安だから」「保険のためにやっておく」仕事です。とりあえずやっておく仕事でも、社員が動く以上、そこにはコストが発生します。
・得意かどうかは、やってみないとわからないのです。
・同じストレス解消なら、瞑想するとかお風呂に入るとか、あるいは運動をするとか、一時的なストレス解消ではなく、将来的にストレス軽減に向かうものの方がいい。
・緊急であるかどうかは、「時間的な制約があるかどうか」で決まります。一方、重要であるかどうかは、その行為によって「報酬があるかどうか」で分けるのがいいでしょう。報酬には金銭的なものだけでなく、気持ち的なものも含まれます。
・「自分でものを考える訓練」を続けること。答えを探す訓練は、もうやめましょうよ。どこかに答えが転がっていて、それを探しだそうとする人が多過ぎます。
・イノベーションの原点という意味で言えば、今までこうだったという意識を「疑ってみる」ことは必要ですね。
・学習というのは消去法なのだそうです。つまり専門家というのは、間違った方法を消している人のこと。
・専門家になるためには1万時間が必要だそうです。
・他人にどれほどこれが王道だと聞かされても、頭の仕組みとして本人は絶対に納得しません。試行錯誤して間違った方法とは何かを覚え、それを繰り返しながら自分の中で残りの道の可能性を消せない限り、ものごとは絞り込めない。
・自分と違うタイプや分野の人間と接していると、逆に自分が見えてきたり、何かを発見できることがありますね。
・事業というのはエントランス(入口)ですから、そこにはエグジット(出口)を作らなければならない。それは「売ること」なんです。それがなかったからサークル活動になってしまっていたんですね。
・技術さえあれば作ることは誰にでもできます。しかし受け入れられるもの、使い続けられるものを作るとなったら、人の暮らしの中にまで踏み込んでいって、心を読み取らなければならない。
・今の日本では若者がマイノリティーになってしまっている。圧倒的多数派の中高年の論理に負けているから若者に雇用がまわってこない。
・なぜ仕事もない若者からお金をとって、年寄りの暮らしを助けるのか。社会保険などは典型的で、社会の仕組みがおかしい。
・やはり大きなメディアは旧勝ち組の論理がものを言いますから、ときに発言が制限されることがあります。
・不幸な人の中には、人の不幸を見て喜ぶ人もいるんですよね。自分より不幸な人間がいると、安心するんですよね。
勝間・藤巻に聞け!「仕事学のすすめ」~自分ブランドで課題克服(NHK出版生活人新書)
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2009/10/10
- メディア: 新書