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『結果は「行動する前」に8割決まる』 [☆☆]

・世界上位にいる人たちは「何を、何のために、どうするのか?」を「行動する前」に徹底的に考えているのです。

・世界の一流の人のほとんどは、到達するべき「結果」を設定してから、それを達成するために「行動」を定義します。

・妥当な目標とは実現可能であると同時に達成困難なものです。

・経営資源を動かすには3つの理由が必要です。失敗しない理由、成功する理由、そして自社でやる理由です。

・新しいことに挑戦する際には「勝つ方法」よりも先に「負けない方法」から考える。

・目標設定には、「改善型」と「革新型」があります。後者を「ストレッチゴール」と呼び、思考と行動に大きな変化をもたらします。

・「現状より3万円アップ」という「改善」の目標から「月100万円稼ぐ」という「革新」が必要な目標に変えることによって、思考と行動に変化が起こったのです。

・多くの人がおろそかにするのが、目標を達成するための「行動プラン」を考えることです。行動プランのない目標は絵に描いた餅そのものです。

・グローバルで仕事をしていると「90日計画(90 days plan)」を求められます。1つの四半期が90日前後だというのが最も大きな理由ですが、人が期待して協力的でいられるのも90日といわれています。

・日本の会議の議事録には、会議参加者の発言がすべて記述されているものがあります。「誰が、何を言ったか?」を記した議事録は、法廷での証言などであればともかく、ビジネスでは必要ない場合がほとんどでしょう。海外の会議でこのような議事録は見たことがありません。

・議事録の作成もスピーディであるべきです。「何を話したか?」よりも「何を決めたか?」、それを記せれば十分です。

・人を動かすときには、「HOW(手段)」より「WHAT(目的)」のほうが大事。

・リーダーの仕事は「WHAT」を決めること、「HOW」は部下に任せるべき。

・特に慎重さが求められるのは、部下や周囲のメンバーがおかしたミスの原因を明らかにするときです。そこで「なぜ?」と尋問してしまうと相手が萎縮してしまいます。相手を萎縮させずに、ミスの原因を聞くときには、「なぜ(WHY?)」ではなく「何を(WHAT?)」や「どうすれば(HOW?)」の切り口で聞くと効果的です。

・質問には、「情報収集」や「確認」のほかにも「指導・教育」といった目的もあります。この「指導・教育」を目的とした質問をして「考える」ことを習慣化させるのです。

・例えば温泉やゴルフで注目を集める観光地の旅館。「あの旅館は英語が通じる」という口コミだけでも、海外からのお客様に宿泊してもらえる売りの1つになります。

・教材は1つに絞って耳にタコができるくらい繰り返して聞いたほうが効果は高いはずです。

・繰り返し話す単語やその言い回しは頭の中に残りやすくなります。そして同じ表現を繰り返すなかで類似語を覚えていけば圧倒的に語彙を増やすことができます。

・彼らは私よりはるかに英単語を多く記憶しているでしょう。ただ実際に話すときには、幅広い単語を知っていることよりも、かぎられた単語のなかでも瞬間的に自分の意見を主張したり、類推しながら相手の意見を理解したりすることのほうが大事です。もちろん語彙が多いのに越したことはありませんが…。



結果は「行動する前」に8割決まる 世界上位2%だけが知っている「達成思考」仕事術

結果は「行動する前」に8割決まる 世界上位2%だけが知っている「達成思考」仕事術

  • 作者: 金田 博之
  • 出版社/メーカー: 日本実業出版社
  • 発売日: 2012/09/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



タグ:金田博之
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