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『結果を出す人の勉強法』 [☆☆]

・勉強しても成果がともなわない人を見てみると、「情報の取得」「知識の習得」に焦点を置きすぎてしまうケースが多いようです。成果を生み出すためには必ず「行動」しなければなりません。

・具体的とは、時間や数量など数字で表わせることです。

・部下とのコミュニケーションを円滑にするため、部下をほめることが重要だと学んだら、「なるべく部下をほめる」ではなく、「毎日1人の部下に対して3回ほめる」と具体的な回数を決めるのです。

・本で学んだ伝聞情報を自分で再現できる体験情報化する。

・本当の意味で「読んだ」と言うためには、「読んだ文字を理解する」をクリアしなければいけません。速読を学んでも読書スピードが上がらない人は、ここがボトルネックになっているケースが多いように思えます。

・古典的名著を何度もじっくり読み進めつづけると、その分野の本ならば、たいていのものをすぐに理解しながら読むことができる、つまり、速読できるようになっているでしょう。

・たいていの本は、その名著に書かれていた話の枝葉を切り取ってきて、そこに著者のアレンジを加えたものがほとんどだったのです。

・文章を上手く書けない人の多くが、自分が書いた文章の良し悪しを判断できないようなのです。

・「写経訓練法」は、「良い文章を書き写す」というものです。やるべきことはただそれだけ。作業そのものは、拍子抜けするくらい簡単です。ですから、きっと大半の人はバカにしてやらないと思うほどです。しかし、実はこれが、文章力を上げる効果絶大の方法なんです。

・「どうやっているか」とあわせて、「なぜそれをやっているのか」という理由も、きちんと理解する必要があります。

・悩んでいる人は、悩んでいるがゆえに混乱していることが多く、きちんと要点を押さえた質問ができないのです。本当に悩んでいるポイントが絞りきれないままに「どうしたらいいんですか?」と漠然とした質問をしてしまいがちです。

・虐待された経験のある親が、子供を虐待してしまうケースも、自分自身が幼児期に体験してしまったことを、そのままなりたくない姿として何度も脳内に焼き付けてしまったからこそ、起きてしまうわけです。脳内に具体的な情景を思い描いてしまうと、脳はそこに向かっていくための行動を起こしてしまいます。

・話す力が身につかない理由として、話し方の勉強をする以前に問題があるケースがあります。それは、「自分が実際にどんな話し方をしているか把握していない」ということです。

・反面教師から学ぶときには「脳はNOを理解できない」ので、「~しない」と表現せず、「~する」という表現に置き換える。

・成果が出せない人は、失敗しないようにと考えすぎるあまり、極端に行動量が少なくなっているのです。逆に、成果を出している人は、行動量が多いのです。

・成果を出せない人は、極端に言えば、「999考えて1行動する」のに対して、成果を出している人は、「9考えて1行動することを100セット行なう」のです。

・新しいことにチャレンジするときは、不快感をともなうことが多いです。しかし、その不快感は、逆に言えば、いまの自分が大きく成長しようとする証でもある。





結果を出す人の勉強法 - 評価、信頼、報酬、ワンランク上の仕事を手にする学び方

結果を出す人の勉強法 - 評価、信頼、報酬、ワンランク上の仕事を手にする学び方

  • 作者: 水野 浩志
  • 出版社/メーカー: こう書房
  • 発売日: 2009/10/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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