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『心屋仁之助の今ある「悩み」をズバリ解決します!』 [☆☆]

・「性格」とは「考え方」、つまり「~すべき」「~ねばならない」「~してはいけない」といった考えグセが「価値観」や「信念」となって作られていくもの。そして、そこから生じる、出来事に対する「いつもの反応パターン(クセ)」なのです。

・実は、あなたの「性格」は、過去にあなたが体験したつらかったこと、苦しかったこと、イヤだったこと、痛かったこと、それらをあなたに「もう一度体験させないように」がんばっているプログラムなんです。人前で恥ずかしい思いをした。もうあんな思いはしたくない。だから、「性格」が人前に出るのを嫌いにしてくれた。……そんなふうに。

・許すということは「損したままでいい」「返してもらわなくてもいい」という覚悟をすることです。

・短所も、欠点も、改善したい点も、同じです。これらは、長年、あなたと一緒に暮らしてきました。なのに、嫌ったり、追い出そうとしていませんか。これ、実は、自分の悩みからなかなか抜け出せない人の共通点です。

・「不安」や「恐怖」は、基本的には「過去の経験」からやってきます。今、「目の前の出来事」に反応して、一瞬のうちに、「過去のイヤな出来事」がよみがえっているだけなんです。「きっと、またあの時と同じような思いをする」、これが「不安」の正体です。

・「他人とうまくしゃべれない」という、一見否定的に見える行動でも、「他人とうまく話さない」ことによって、今以上に傷つかない、危険を冒さなくていいというメリットがあるのです。

・本当の「ポジティブ」とは、物事を○×でジャッジするのではなく、「物事にはいい面も悪い面も両方あると信じる」ということ。

・他人の欠点やミスを見つけるほうが、確かにたやすいのです。そう訓練されてきましたし、そういう目を持っていないと、世の中、不良品だらけになってしまうでしょう。

・「お前さん、病気になってもいいけど、病人になるんじゃないよ」

・貧乏になっても、貧乏人にはなるな。つまり、「一時的な状態」や「経験」はいいけれど、貧乏人、失敗する人、ダメな人、動けない人、結婚できない人、病人、虐待される人……という「存在」にはなるなということです。

・執着とは、それを手放すのが怖いもの。こだわりとは、それを追求して、愛して、譲れないもの。

・「執着おじいちゃん」は、孫にプレゼントをあげて「おじいちゃん、ありがとう」と言われるのが嬉しい。でも、孫が何も言わないと怒りだします。「こだわりおじいちゃん」は、孫にプレゼントをすること自体が嬉しい。孫が何も言わなくても、気にせずにこにこ笑っています。

・「たら」「れば」と思ってやってないものがあったら、さっさとやろう。「たら」は、北海道で獲れるわい。「れば」は、焼肉屋にあるわい。と、昔知り合ったおっさんがよく言ってました。

・カウンセリングをやっていると、「世間」の言う通りに、「常識」の通りにやっている人ほど、うまくいかなくて苦しんでいる、ということがわかります。それは、「世間」とは合っているかもしれないけれど、「本当の自分」とは合っていないからです。





心屋仁之助の今ある「悩み」をズバリ解決します!―不安・イライラがなくなる本 (王様文庫)

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  • 作者: 心屋 仁之助
  • 出版社/メーカー: 三笠書房
  • 発売日: 2013/03
  • メディア: 文庫



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  • 出版社/メーカー: 三笠書房
  • 発売日: 2013/02/28
  • メディア: Kindle版



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