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『敵を味方に変える技術』 [☆☆]

・もしあなたがいい人で、よく利用されていると感じているなら、重大な指摘をしよう。人々があなたを利用するのは、あなたがいい人だからではなく、利用されるのを許可しているからだ。

・「反応」するな、「対応」せよ。

・感情的に反応すれば、状況にコントロールされる。一方、理性的に対応すれば、自分をコントロールすることができる。

・付箋紙に「感情的な反応ではなく理性的な対応を心がけろ」と書いて、電話やパソコン、浴室の鏡などの身近な場所に貼っておく。

・相手より大きな声を出せば、相手に譲歩させて言い分を理解してもらえると思ってしまいやすい。だが、現実にはそうはいかない。

・怒りは人々を遠ざける。怒りを爆発させて相手を無理やり従わせることはできるが、心からついていきたいと思わせることはできない。

・相手のことを思うとはらわたが煮えくり返るという事実は、相手が私に絶大な影響力を行使しているということだ。

・怒りを抱きつづけてはいけない。そんなことをすると、憎い相手が家賃も払わずにあなたの心の中に住み着くことになる。

・真実とは事実のことである。それ自体は中立的であり、感情がない。しかし、状況や結果によって、それはよいものとか悪いものとみなされる。

・射手が標的をはずしたら、それは標的の責任ではない。つまり、相手が誤解したら、それは相手の責任ではないということだ。

・私たちは自分の気持ちを人々が汲み取ってくれるのを期待しがちだが、彼らにはそんなことはできない。

・相手の振る舞いを好意的に解釈しよう。お人好しになれと言っているのではない。真相がわからないなら、相手の振る舞いを好意的に解釈した方が、あなたにとってはるかに得になると言っているのだ。

・それはあなたへの個人攻撃ではない可能性がきわめて高い。なぜなら、結局のところ、ほとんどの人は自分のことを考えるので精いっぱいで、あなたを傷つけることを考える余裕などないからだ。

・冗談を言って相手を侮辱するのは、最も敵をつくりやすいコミュニケーションのパターンなのである。

・からかうことによって敵を味方に変えることはできない。それどころか、味方を敵に変えてしまうおそれがある。

・相手に賛同すれば、相手を敵に回すことはない。

・どんな人でも「私を大切に扱ってください」と書かれた見えないプラカードを首からぶら下げている。

・上司にはいい人なのに、飲食店の給仕係にはそうでない人は、本当にいい人ではない。

・自分と利害関係のない人にどのように接するかで、その人の人間性がわかる。

・弱みを見せるのが効果的なのは、相手があなたの基本的な能力を認めているときに限定される。

・人々は事実では動かされない。人々を動かすのは「人」なのだ。それを肝に銘じる必要がある。

・相手のために逃げ道をつくっておくのは、相手がそれを使うためではない。あなたの目的は、相手に安心感を与えて逃げ道を使う必要性を感じなくさせることなのだ。

・ひとつ大切なことがある。断るときは言い訳をしてはいけないということだ。言い訳をすると、相手はあなたを説得するために反論したくなる。そして、もしあなたがその反論に答えることができなければ、追い詰められて受け入れざるをえなくなる(うそつきだと思われたくないので)。

・人生は不条理に満ちている。だからこそ、私たちはあらゆるタイプの敵を味方にする方法を知っておく必要があるのだ。

・誰かが相談に来ると、私は問題を解決したくなる気持ちを必死で抑えて、相手の話に耳を傾けるように心がけている。

・ひとたびあなたに親切な行為をした人は、さらにもうひとつの親切な行為をあなたにしたがるものだ。

・多くの人は相手の悪いところを見て人々を離散させるが、父はいつも相手のいいところを見て人々を団結させる。

・もしあなたがチームの誰よりも有能なら、弱いチームしかつくれない。

・あなたが何かをどのようにするかは、あなたがあらゆることをどのようにするかを映し出している。





敵を味方に変える技術

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