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『物を作って生きるには 23人のMaker Proが語る仕事と生活』 [☆☆]

・病んだ社会に適応した健康などというものは存在しない。

・私たちが求めたのは、富というより社会の余剰でした。

・ものには執着しない。やって来ては去っていくものが好き。

・自分でできることを決して他人に頼むんじゃないよ。

・プロのメイカーがこなすべき本筋とは関係のない義務を考えると、経費はその品を欲しがる人々にとっての価格帯を越えてしまうのです。

・以前作ったものをまた作ることに関しては、自分の記憶を信用してはなりません。記録には最善を尽くしましょう――自分のためというだけでなく、誰か他に同じ道のりを行きたい人がいるかもしれません。

・人が不満を口にするのは聞きたくない。自分がそんな風になるのは絶対に嫌だ。

・プロとして素人との違いを決めるのは、シンプルなことだ。常に時間を守れ、可能なら早めに。常にペンと紙、定規を持ち歩け!

・どんな時に俺がイラつくかといえば、デザイナーと会って、そいつが俺のペンを借りた時だ。こいつは先のことを考えられない人間だ。

・常に答えを用意しろ。決して「わからない」と言うな。たとえば、質問「どうしてこの色を選んだ?」、回答「わかりません」。ダメ! 回答「私がこの色を選んだのは、あなたの靴の色に合うからです!」。どんな答えでも「わかりません」よりはましだ。

・LEDの点滅は、新しい言語を学ぶ時にまず「ハロー、ワールド」プログラムを書くことのハードウェア版にあたります。

・どんな揺り椅子も、弧の部分は直径が椅子の「座面高×π」と等しい円に沿った曲線を描いていることがわかりました。

・クリエイターが生計を立てるには、本当のファンを1000人だけ獲得すればいい。もしあなたのしていることに対して年に100ドル喜んで払うファンが1000人いれば、いい暮らしをするには充分だ。

・ほとんどの問題は悪意によって引き起こされたものではなく、むしろ能力不足や誤解、文化の違いによるものでした。

・完成された「オレの世界!」というものは、余程の企画力や演出、個性がないと売れ難いかもしれませんが、そこに「お客様が手を加える余地」、カスタマイズの余地を残すと、広がりができて話題にもなるのではないでしょうか。

・アメリカ人はかわいいものを作りませんね。アメリカ人はかわいいものも好きなんですが、製品を作るとアップル風になる。

・個人がもしドローンを落下させたら、責任を取れない可能性があるでしょう? 企業なら、もし使用中に問題が起きても責任を負います。そこを見越して、ドローンは取り扱いを始めた時点から、企業向けだけでやっているんです。



物を作って生きるには ―23人のMaker Proが語る仕事と生活 (Make:Japan Books)

物を作って生きるには ―23人のMaker Proが語る仕事と生活 (Make:Japan Books)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: オライリージャパン
  • 発売日: 2015/12/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



タグ:John Baichtal
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