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『国語ゼミ AI時代を生き抜く集中講義』 [☆☆]

・計算能力では人間を凌駕するAIを使いこなしていくためには、人間は、意味理解の力、すなわち「読む力」をこそ涵養していかなければなりません。

・「内容を30字以内に要約せよ」という類の問題を「愚問中の愚問」と断言しています。30字で言えることなら著者は30字で書いているはずだ、というわけですね。

・努力していると思ってする努力は、元を取ろうとするから小さく収まってしまう。自分の頭で考えられる範囲内で回収しようとするから、努力は努力のままなのだ。それを努力と思わずにできるから、想像を越えて可能性が広がっていくんだ。

・「努力をしているとも思わずに努力をしている」――これこそが理想的な努力のあり方でしょう。

・優秀な指導者であっても、あまり長く指導者の地位にいると、組織が硬直化し、業績が停滞する。

・総合知の柱である「学知を生きることに活かす」とは、どのようなことか。それは「かもめのジョナサン」のように、自分の能力を他者のために使うということです。



国語ゼミ―AI時代を生き抜く集中講義 (NHK出版新書 554)

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  • 作者: 佐藤 優
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2018/06/07
  • メディア: 新書



国語ゼミ AI時代を生き抜く集中講義 (NHK出版新書)

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  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2018/06/11
  • メディア: Kindle版



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