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『脳にいいことだけをやりなさい』 [☆☆]

・勝者は解決策に目を向け、敗者は不平に終始するのです。

・幸せを阻む悪癖の一つは、「自分の問題を他人のせいにすること」です。大きな事故に遭った人のうち、いつもその事故を引き起こした他人を責めてばかりいる人は、ダメージを克服しようという前向きさが足りず、いつまでたっても元のように回復できない。

・苦しみやトラウマの回復手段として、「その経験を人に話す」という方法がとられている。ただし、つらい経験は、何度も話せばいいというものでもありません。その経験を繰り返し思い出すのは、人を「被害者のエネルギー」の中に閉じ込めてしまう危険があるからです。

・「自分に責任をもつこと」と、「自分を責めること」の区別ができたとき、人は初めて新しい選択ができます。そして本当に自分を認めることができる。

・人は1日に6万個の物事を考えていて、その95パーセントは前日も前々日も考えていたことだといいます。問題なのは、その習慣的な考えの約80パーセントがネガティブなものだということ。

・正しく自分の思考を判断するためには、自分が信じているネガティブな考えについて、次の4つの簡単な問いかけをしてみてください。
(1)それは真実ですか。
(2)それが真実だと言い切れますか。
(3)それを信じているとき自分はどんな人間になれますか。
(4)それを信じなければ自分はどんな人間になれますか。

・心臓が直径数十センチの電磁場をつくり出していて、それは脳がつくり出す電磁場の5千倍強力である。

・幸せだから感謝するのではありません。感謝するから幸せなのです。

・二人の僧が、監獄を出て数年後に初めて会いました。監獄では看守たちからひどい拷問を受けた二人です。
「彼らを許したかい?」一方の僧が聞きました。
「許すものか! 絶対に許さない!」もう一方の僧が答えました。
「そうか、君はまだ監獄にいるのだね」

・許しとは、過去の出来事を消し去ることでも相手を自由にさせてやることでもありません。自分のために許すのです。許しは自分を癒すこと、自分に力を与えることです。

・どんな接し方をされようと、その悪い点を指摘して、相手を変えようなどと思ってはいけません。人を変えたいと思うなら、何も言わずに自分が手本を示すのがもっとも効果的なのですから。

・七百組の新婚夫婦を調査し、相手を不快にさせることを言う回数1に対して、相手が喜ぶことを言う回数が5以上なら、その夫婦は離婚しないという予測を立てました。十年後、夫婦たちを追跡調査したところ、驚くべきことに、離婚すると予測された夫婦の94パーセントは実際に離婚していたのです。



「脳にいいこと」だけをやりなさい!

「脳にいいこと」だけをやりなさい!

  • 作者: マーシー・シャイモフ
  • 出版社/メーカー: 三笠書房
  • 発売日: 2008/11/07
  • メディア: 単行本



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