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『だれもがポオを愛していた』 [☆]

・ダイナマイト、機関銃、あらゆる種類の臼砲だってどこででも売られてる。よく言われてることだけど、この国で手に入れらないものは貴族の称号と色白のカラスだけだろうな。

・彼の血の四分の一はイタリア人だったが、そのことが彼を余計にアメリカ・ピューリタンらしくしているのかもしれない。まるで血の不足分を勤勉さで補うみたいに。

・患者はじきに病気に慣れる、でもその家族は慣れることができない。

・「もしも」などという言葉を遣ってはいけないよ。希望であれ、不安であれ、ありもしない空想がいつでも人を不幸にするのだからね。

・罪について深く知ることは、自分を改善するための最良の手段なんですよ。

・それはただ論理的に可能なだけで、まったく無意味な仮定です。

・いつも思い出してしまうより、これを見た時にだけ思い出すほうがずっといい。



だれもがポオを愛していた (創元推理文庫)

だれもがポオを愛していた (創元推理文庫)

  • 作者: 平石 貴樹
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 1997/08
  • メディア: 文庫



タグ:平石貴樹
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