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『やりきる技術』 [☆☆]

・できないのであれば、約束をしない方がいい。決めたことを守れない風土ができあがってしまうくらいならば、最初から約束をしない方がはるかにマシなのだ。

・相手との約束を守ると「信頼」が手に入る。自分との約束を守ると「自信」が手に入る。

・何回、何十回、失敗しても、あきらめずに続けている限り「負け」はない。あきらめたときに初めて「負け」が確定する。

・「タスク・ブレーク」とは、大きなかたまりの仕事を小さく砕く。ただ、それだけである。仕事が大きなかたまりだから、おじけづく。小さく砕けば怖くない。

・タスク・ブレークをするコツは「何も考えずに作業に取りかかれるレベル」まで細かく砕く、というものだ。

・たとえば「通うジムを決める」では、いきなり「何も考えずに」というわけにはいかないだろう。「どこから始めようか」と、とまどうに違いないからだ。一方で「自宅から5キロ圏内にあるジムをピックアップする」であれば、「何も考えずに作業に取りかかれる」に違いない。このレベルまで砕くのだ。

・「本を読む」という目標は、私にはハードルが高すぎたのです。そこでハードルを下げる方法を考えた。その結論が「本を開く」というもの。それならば簡単にできる。

・人の幸せは、愛されること。褒められること。人の役に立つこと。人に必要とされること。この四つです。そして、愛されること以外のすべては仕事を通して手に入れることができるのです。

・気づいたのは、自分はダイエットを「とりあえず」やってみる、「一過性のキャンペーン」と位置づけていたということだ。だからムリをし、その結果、続かない。その繰り返しだと気づいたのだ。だから、その逆をすればいい、と気がついた。「一過性のキャンペーン」にせずに小さなことを「一生やり続ける」と定義し直せばいい。そう思ったのだ。

・それを「一過性のキャンペーン」ではなく「一生やり続ける」と覚悟する。それが「習慣」を「習慣」たらしめる秘訣だろう。

・同じやり方で、違う結果を求めるな。

・会社はあなたの足にロープをくくりつけているわけではない。あなたが今の会社を辞めないのは「仕方なく」ではない。自分の意思なのだ。それはとりもなおさず、今の会社で「働きたい」という証拠である。それが打算であれ、好みであれ、何であれ、だ。



やりきる技術―最高のパフォーマンスを生み出す仕事のきほん

やりきる技術―最高のパフォーマンスを生み出す仕事のきほん

  • 作者: 小倉 広
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2012/05/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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