SSブログ

『金持ちになる男、貧乏になる男』 [☆☆]

・もし汗水たらして働くことが経済的成功の秘訣なら、工事現場の作業員やレストランのウエートレスはみな金持ちになるはずだ。しかし現実はそうなっていない。

・この世の中は問題解決に対して報酬が支払われる仕組みになっているので、問題を解決すれば誰でも金持ちになれる。

・富裕層による経済的支援がなければ、慈善事業の大半は成り立たなくなる。

・彼らは貧乏人が生涯にわたって払うより多くの税金をたった一年で払い、政府の税収を支えている功労者でもある。

・豪邸に暮らしてプライベートジェットで世界各地を飛び回る伝道者が、貧乏人を救済する名目で聖水を売っているのだ。こんなことができるのは、貧しさが美徳であり、家賃を払えなくてもなけなしのお金をはたいて教会に寄付すべきだという信念が、貧乏人の間に浸透しているからだ。

・金持ちがますます金持ちになるのは、世の中には「解決すべき問題」という形で豊かさの種があふれているのを知っているからだ。自由市場経済の下では、解決策と引き換えに金持ちになることができる。

・金持ちは貧乏人が生涯に払うより多くの税金を一年で払う。貧乏人はいつも金持ちを批判するが、金持ちがいなければ税収が極端に落ち込み、政府も社会も存続できなくなる。

・あなたにとって最大のリスクは、何もせずに願いがかなうのを期待することだ。

・金持ちになる秘訣は、財産を築いた人を観察し、お金についてどんな信念を持っているかを学ぶことだ。

・お金は人間の本性をあらわにする。もともと善良でない人なら、お金を持つとますます厄介者になる。しかし、もともと善良な人なら、お金を持つとさらに善人になる。

・職業を選択するときは、どの仕事がもっとも稼げるかという視点ではなく、どの仕事が自分にもっとも充実感を与えてくれるかという視点で考えるべきだ。

・貧乏になる男にとっては「安全」が、金持ちになる男にとっては「レバレッジ」がモットーである。

・お金がすべてではないが、酸素と同様、お金がないと生きていけない。

・貧乏になる男は、汗水たらして働けばお金が稼げると考えている。たしかにそれは一面の真実ではあるが、お金を稼ぐための非効率な方法であり、生涯にわたってワーキングプアになる恐れがある考え方だ。

・金持ちをたたいてはいけない。貧乏人が雇用を創出できるだろうか。

・資産形成は考え方から始まる。もし貧乏人の親からお金に対する考え方を受け継ぐなら、あなたも経済的には同じ運命をたどる。

・結局のところ、人間はふたつの方法で知恵を得るしかない。ひとつは読書、もうひとつは自分より賢い人とのつきあいだ。

・金持ちは貧乏人に特有の暗い人生観を聞かされるのを忌み嫌い、明るい未来と人生の喜びについて語りたがる。だから金持ちは金持ちとしかつきあわない。

・資本主義社会では一握りの人が富の大半を独占する。しかし、それは貧乏人に機会が与えられていないからではなく、与えられている機会を恐怖のために逃しているからだ。

・お金はそれを手にする人の本性を拡大するだけだから、お金を手にすると、善人はますます善人になり、悪人はますます悪人になる。

・貧乏になる男は学校教育だけが唯一の教育だと思い込んでいるので、卒業すれば学習をやめる。

・あなたがとるべき戦略はじつに単純明快。金持ちの考え方を学び、まねをし、行動を起こせばいい。ただそれだけのことだ。





金持ちになる男、貧乏になる男

金持ちになる男、貧乏になる男

  • 作者: スティーブ・シーボルド
  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2012/05/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



金持ちになる男、貧乏になる男

金持ちになる男、貧乏になる男

  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2012/05/01
  • メディア: Kindle版



nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

トラックバック 0