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『日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体』 [☆☆]

・自分の「幸せ」すら掴めない者たちが、幸せな社会を築くことができるのでしょうか?

・タガメというのは今でこそ水田の減少により、絶滅が危惧されていますが、数が多かった時代は養魚場などにも出没し、金魚やコイなどを食べてしまうということで、「害虫」として指定されてもいました。

・結婚という約束を反故にされないよう、約束を反故にしない教育を施す。それこそが「カエルコール」の真の目的です。

・イベントもディズニーランドも共通点があります。それは現実から一瞬逃避をして、「幸福」に浸ることができるということです。東日本大震災後、ディズニーランドが市場最多の入場者数を記録したことからもわかるように、人は辛い現実、厳しい未来を前にしたときほど、現実逃避をしたくなるものです。

・彼女たちは別に人もうらやむような存在になりたいわけでもなく、「みんなと同じ」に見られたがっているのです。

・「男性に対して自分の思ったことをすべて話さず、曖昧さを残すことで自らに「深み」を演出すると同時に、男性側に「彼女は何を考えているのだろう」と、自分を意識させる時間を増やすことができる。

・「約束の牢獄」で育った彼らからすれば、「約束を守れない人間」など、生きている価値すらありません。

・貯蓄を「不動産投資」や「節税型マンション」などにはまず回しません、重大な理由のひとつには、そこに「約束」が存在しないということがあります。「こう預ければこう増える」と約束されているわけでもありません。

・ママ友サークルの合わないママのいびりだしのように、「異物」を排斥するのが、先の見えない不安や恐怖をまぎらわすのに一番だからです。





日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体 (講談社プラスアルファ新書)

日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体 (講談社プラスアルファ新書)

  • 作者: 深尾 葉子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/04/23
  • メディア: 新書



日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体 (講談社+α新書)

日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体 (講談社+α新書)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/04/22
  • メディア: Kindle版



タグ:深尾葉子
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