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『オープンデザイン 参加と共創から生まれる「つくりかたの未来」』 [☆☆]

・そして彼は、インターネット上にある自身の「15メガバイトもの名声」を確かに享受している。

・先行するものを参照するのは創造のプロセスにおいて当たり前の作業だ。過去から何かを取り出して、そこから新しい何かを形づくる。

・音楽なら、ダウンロードしたらすぐに聴ける。でもデザインはそうはいかない。どこかに行って作ってもらうか、自分で作る必要がある。

・私は、インターネットによって醜いものがたくさんできてしまったと思っています。たしかに美しいものもたくさんありますが、醜いものもあります。

・消費者は100ユーロで買ったランプにわざわざ自分の絵を描こうとしなかったのです。結局、ランプに絵を描いてくれるアーティストがいるときだけ、ランプを買う人が出てきました。

・2つ疑問に思ったことがありました。1つ目は、そもそも人々は何かをしたいと本当に思っているのか? 2つ目は実際に人が何かを行ったときに、何が起こるのか? そしてその結果は面白いものになるのか? ということでした。

・もしみんなが、少なくとも人口の一定数が起業家になったとしたら、彼らの家はこれまでの家とは違ったものになるでしょう。「私的な」住居に「公的な」部分が含まれるようになるのですから。

・これまで多くの企業にとって、ユーザーからもたらされる主なインプットとは「返品」であり、クレーム対応部門がその窓口だった。

・3Dプリンターのためのstlファイル、レーザーカッターのためのepsファイル、ミリシングマシンのためのGCode、記録についていえば、png形式の写真、mov形式の映像を、私たちは日々せっせと生産し続けている。

・ルンバ(Roomba)は、シリアルインターフェースを備えた自律的なロボット型バキュームクリーナーである。このインターフェースは標準的なPC/Macのシリアルポートやケーブルと互換性がある。そのため、ユーザーはルンバに付いているたくさんのセンサーから信号を取り出してモニタリングしたり、振る舞いを変化させることができる。

・石をハックした有史以前の道具(石器)

・バイオテクノロジー:野菜のハック

・ミネラルウォーターよりもコーラを飲める人口のほうが多い。





オープンデザイン ―参加と共創から生まれる「つくりかたの未来」 (Make: Japan Books)

オープンデザイン ―参加と共創から生まれる「つくりかたの未来」 (Make: Japan Books)

  • 作者: Bas Van Abel
  • 出版社/メーカー: オライリージャパン
  • 発売日: 2013/08/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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