『特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ』：紙魚：So-netブログ

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『特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ』　[☆☆] [編集]

・情報があふれている世界の中で、あらゆることに関わろうとすると頭も体もついていかなくなるので、人は必要最低限のコミュニケーションで生きていこうとします。

・自分の言葉や行動に誰かが反応してくれる、自分の言いたいことが伝わる……などなど、人と関わったときにはじめて、人は自分の存在を実感するのです。

・感情を無理矢理おさえつけてコントロールするのは難しいですが、そのときに「うわっコイツ嫌い」という言葉を使うか、「へぇ、こういう人もいるのね」という言葉を使えるか、それによって人間関係も大きく変わります。

・彼らは仮面ライダーにやられてもやられても、毎回同じように登場してきます。ショッカーというのは当時の日本の会社組織の象徴なんです。「とにかくがむしゃらに、一生懸命に、みんなでつっこめ！」という勢いと協調性が一番大事で、そこには個性もオリジナリティーもありません。

・いずれも心理学や社会科学の研究結果として出ているものですが、ただし注意が必要なのは、学問の研究結果というのは基本的に「大多数の人がそうである」という前提で成り立っているということです。そのため、中には例外もありますし、個人差もあります。

・恋とは、「この人のどこが好きなのか？」と聞かれたときに「やさしいから」「顔がいいから」「頭がいいから」といった他人と比較したときの条件で答えるもの。一方の愛とは「この人だから」以外に答えようがない。つまり、他の人と比べることを超えたものだ。

・日本の政治家は海外での印象が薄いと言われますが、それは、国際社会でどういう振る舞いをすると評価されるかわかっていない(わかっていても振る舞えない)からです。

・互いの価値観がぶつかったときに、「話し合う」のか、「見ないふりをする」のか、「殴り合う」のか。「価値観の違いを埋めるための価値観」が一致しているといい関係が続きやすくなります。

・「人見知り」の場合、おすすめの克服方法は、会話を「記憶ゲーム」だと思ってみることです。すると、相手が誰であれその人の話を集中して聴くことができます。

・脳の中に「淡蒼球(たんそうきゅう)」という場所があります。人がやる気を出しているときというのは、この淡蒼球から「モチベーション上がれ～」という信号が送られています。

・人の脳は自分の取った行動を観察して、「そうか、自分はこう考えているのか」と理解し、反映するようにできているのです。そのため、怒ったときに怒鳴ったり、ものに当たったりすると、「そうか、自分はこんなに怒っているのか！」とより激しい怒りにのみこまれてしまいます。

・目標を掲げるときには「売上500万円！」のように、「何を達成したら成功なのか」というできるだけ客観的なものごとや数値に落とし込むといいでしょう。

・「一生懸命さ」を褒められた子供は失うものがなかったので前向きに挑戦できたのですが、「賢さ」を褒めたことで子供は「自分は賢くなきゃいけないんだ」と、失敗を恐れるようになってしまったのです。

・日本人がディベートベタな要因には「意見」に感情を込めすぎるところにあります。たとえば「君の言っていることは違うと思う(なぜなら、僕は君のことが嫌いだからだ)」と、事実と感情をごちゃまぜにしてしまうのです。

・道行くブータン人に「あなたの幸せの基準は何ですか？」と尋ねたそうなのですが、そのブータン人が答えていわく「それは、あなたが幸せなことですよ」だそうです。

・「完璧は実行の敵」です。やらない理由を頭で考えることはやめ、代わりに「やってみたらどうだろうなぁ」と楽しんでみましょう。

・たとえば『ワンピース』でカンドーするときというのは、誰かしらのキャラクターが泣いているところが多いと思いますが、これは脳の中の「ミラーニューロン」という神経細胞が働いているからです。

・自分が好きなもの、感動(共感)したものを人と共有したくなるのはなぜかと言うと、「自分が好きなもの、自分のしていることを認めてもらうこと」＝「自分が認められること」と置き換えているからです。

・意見をぶつけ合うのはいいのですが、そこに感情が混じってしまうと攻撃的になり、収集がつかなくなるのです。

・自分のモノサシ以外で世界を見ることができなくなる。それがいわゆる「おじさん」「おばさん」になるということです。

・実は母親自身、「子供は死んでしまった」ことには気づいていました。しかし、どうしても認めることができなかった。最終的に彼女は、その理由に気づきます。「そうか、自分はただまわりの哀れみが欲しかっただけなんだ」