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『金持ちになる人の財布、貧乏になる人の財布』 [☆☆]

・確実にいえることは、儲かる工場は「片づけ」を重要視しているということです。片づけを通して、当たり前のことを当たり前のようにできる人を育て、製品の品質を高めると同時に、コストを削減し、儲かる工場にしています。

・アパートの大家として何世帯もの部屋を見ていて気づいたことがあります。それは家賃滞納者の部屋はモノが多く、汚いということです。「片づいていないから、お金が貯まらない」ということがリアルにわかりました。

・郵便受けなんて、その前を通るたびに郵便物を取り出すだけでいいのに、それさえできていない。ルーズで当たり前のことができないから、お金についてもだらしがないのでしょう。

・いろいろな人の部屋を見てわかったことは、家賃を滞納するような人の部屋は、「モノがとても多く、散らかっている汚部屋」だということです。

・家にモノがあるということは、それだけモノにお金を支払っているわけです。自分の生活ベースである部屋とモノのコントロールができない人が、お金のコントロールができるわけがありません。

・シンプルライフの定義はいろいろあるかもしれませんが、「部屋にあるモノがすべて好きなモノか、必要なモノである」と自分で言い切れれば、その人はシンプルライフを実現していると私は思います。

・実は、散財の原因は、付き合いたくない人からもたらされることが多いのです。交友関係も片づけの対象になります。

・投資にはいろいろと手法があり、誰かが成功したやり方というのはその人にカスタマイズされた方法であって、自分に合わないこともあります。

・財布に入れておくべきお札の総額の最低ラインは、財布の値段です。3万円の財布であれば、お札も3万円分を入れておきます。この金額の理想の布陣は、1万円札1枚、5000円札2枚、1000円札10枚です。

・貯金用口座には、証券口座をおすすめします。利子が銀行よりも高く、次の投資への布石となります。

・いらないモノ、使わないモノはスッキリ捨てますが、使うモノは壊れるまで使い続けるのが節約のキモです。

・定量の決め方は、収納スペースに対して最大9割までです。最低1割は余裕を持たせる。できれば7割まで収納して、3割の余裕があるのがベスト。余裕のスペースは、モノを取り出しやすくするため、モノをあとから入れるために必要です。

・ヤフオクのメリットは、買い取り店のマージンを省けるため、高い値段で売れること。

・モノを選ぶときに、「ヤフオクで売ること」を前提で買うようになっていったのです。将来売ると思えば大事に扱うので、長く使えます。





金持ちになる人の財布、貧乏になる人の財布

金持ちになる人の財布、貧乏になる人の財布

  • 作者: 羽根田 修
  • 出版社/メーカー: 中経出版
  • 発売日: 2012/12/11
  • メディア: 単行本



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