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『50歳からラクになる人生の断捨離』 [☆☆]

・3年間手に触れることのなかったモノ、あるいは目にするまで存在していることさえ忘れているようなモノたちが、自動的に消滅してくれるというのであれば、人一人が所有するモノの量は適正に保たれるかもしれない。

・大切なのは、商品価値より利用価値。

・誰かからお墨付きをもらうことは、ある意味、気楽なこと。自分で熟慮・熟考する必要もないから。しかも、他人が決めたことにより、自分にとって満足いかない結果が出てきた場合、人は往々にして、その不満を、自分が判断をゆだねたその人にぶつけるもの。

・自分自身の頭で、心で、選択決断すること。それは私たちが想像する以上に精神の健全化を促します。

・「私があげたモノを捨てただなんて、好意を踏みにじられたわ」と思うような人、あるいは「私があげたモノ、どこにあるの? ちゃんと使っている?」と問いつめるような人と、あなたはつきあいたいと思いますか? そんな関係を続けるためにいちいち気を遣い、気を揉むのは、モノを捨てる以上に「もったいない」ということを、まず認識していきます。

・捨てたくない理由について考察してみる必要はありそうです。なぜなら、捨てたくない理由がわかったときに、そのモノ自体を持つ意味が消えてしまうこともあるから。

・世の中には、用途別に「○○専用」なる商品が星の数ほど出回っています。専門品のほうが効果がありそうな印象を持ちますが、そもそもそこまで細分化する意味があるのでしょうか?

・同じ条件の中でも、「できないこと」探しをするのと、「できること」探しをするのとでは、そこからもたらされる未来が変わってきます

・人は、理解してほしい相手に、自分が理解してほしい形で理解してもらえないと怒る。

・年賀状が、親しい人との間で交わされるもの、お互いに消息を知りたいと思う人の間で交わされるものであれば、人間関係が変わっていくのに準じて、年賀状を出す相手も変わってくるはず。

・年のはじめの挨拶状が、「悪い人に思われたくない」からという消極的な理由により交わされているとしたら、めでたいどころか、何ともさみしい話ですよね。

・「いい人に思われたい」というのは、他人の評価を求める態度。自分が「いい人でありたい」と願うのではなく、他人から「いい人だ」と評価してほしいということです。いうまでもなくこれは他人軸の発想。それに対し、「いい人でありたい」と願うのは、自分軸からの発想。そこには、意図と意志があります。

・怒りを覚えた場合も「ああ、そうか、自分は怒っているんだ」と自覚するだけ。そして「何に対し、自分は怒りを覚えたのか」「その怒りはどこからきているのか」を考察すればいい。

・「心配している」というとあたかも「大切に思っている」かのように聞こえますが、実は「信頼していない」ことの表われ。

・心配や不安から解放される確実な方法は、他でもない自分自身を信じることなのです。自分を信頼していれば、未来を心配することはない。

・お気に入りに囲まれた環境で暮らす。それが「自分を信じられる自分」を養う。





50歳からラクになる 人生の断捨離

50歳からラクになる 人生の断捨離

  • 作者: やましたひでこ
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2013/03/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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