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『下りのなかで上りを生きる』 [☆☆]

・物事を悪い方へ悪い方へ考える人は、厳しい状況の中で身動きが取れなくなる。楽観的に物事を見る人たちは、絶望の中でも一歩動き出す。

・2本の国境線の間に緩衝地帯があり、そこをノーマンズ・ランドという。どちらの国でもない、あいまいな地域だ。

・日本人はX線の検査を病院などで他国よりも多く受けていると言われている。放射線検査による被爆が原因と思われる二次がんによる死亡は、がん死亡全体の3.2~4.4%というデータもある。100人のがんのうち、4人は放射線検査が関係していると考えたほうがいい。

・福島県のある村は人口3000人、帰村者数500人、20~30代の帰村率は19%。除染はすでに200億円が使われ、山の除染にさらに1000億円かかる。この人口でこれだけのお金をかける価値があるだろうか。

・悲観主義は感情で、楽観主義は意志の力による。

・悲観主義は感情に左右されることが多い。その結果、人生に弄ばれることが多いような気がする。





(025)下りのなかで上りを生きる: 「不可能」の時に「可能」を見つけろ (ポプラ新書)

(025)下りのなかで上りを生きる: 「不可能」の時に「可能」を見つけろ (ポプラ新書)

  • 作者: 鎌田 實
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2014/03/05
  • メディア: 単行本



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