SSブログ

『「英語オンチ」は絶対なおる 英語脳を鍛える20の魔法』 [☆☆]

・資格試験は一度合格しさえすれば、いくら怠けて実力が低下しても、決してその資格が奪われることはありません。つまり、一度取った資格は英語力の証明書として働き続けてくれる。

・「怠け者」と「努力家」は紙一重です。人類が自動車を発明したのも「怠け心」があったからです。

・日進月歩で、はやりすたりが激しい技術技能は生鮮食料品のようなものでしょう。鮮度がその価値を左右します。これに対し、語学技能は経年変化に強く、いわば純金、宝石のようなものでしょうか。

・語彙力が一定のレベルにまで達しなければ、語学力が日の目を見ることはない。

・自分自身がある単語の正しい発音を知らなければ、その音声が耳から入ってきても、ちゃんと認識することはできません。すなわち「あの単語だな」と理解できないのです。言い換えると「発音できない単語は聞こえない」とも言えます。

・「発音記号」を読めない人の場合、まず、その発音記号を覚えてしまうことです。日本語を学習する外国人が最初に「ひらがな」を覚えるのと同じです。

・英語で会話中なら「warning」を「ワーニング」と発音することは、「大阪」を「アーセコ」と発音するほどの誤りです。

・国際語としての英語を使って議論しているとき、レベルを問われるのは、その主張の内容であって、決して「英語の発音」などという低次元のものではありません。

・日本中であふれている外来語が私たち日本人の英語学習の障害となっているのです。

・同じ不正確な音だとしても、ネイティブには、発音の誤った音声よりも、アクセント位置の誤った音声のほうが認識しにくいのです。

・英語表現をより深く記憶に刻み込むには、丁寧に紙に書いてみることが効果的なのです。漢字を覚えるのに、見て音読するだけでは不十分で、実際にその漢字を書いてみて、初めて身につくのと同じです。

・英会話スクールのほうも、あなた個人の英会話力の進歩、上達には関心があるはずがありません。企業としての収益しか考えていないのは当然です。

・英語を話せる人は、たいてい、同時に英文を書ける人でもあるのです。

・「それは私たちの予想の三倍の時間がかかった」に対応する英文を一分与えられても発信(英作文)できない人が、同じ英文をたった一秒で発信(会話)できるはずがないのです。

・英作文を抜きにして、ネイティブ・スピーカーとの会話の練習だけをしたがるのは、初めてテニスを習う人が、ラケットの握り方も覚えず、すぐに試合をやりたがるのに似ています。物事には順序があるのです。

・会話の勉強はしたことがありません。ただ、日本語を書く勉強をしただけです。日本語で小説が書けるレベルに達したとき、いつのまにか日本語が話せるようになっていたのです。

・激烈なビジネスの世界では、「時は金なり」です。読むのに時間がかかる割に内容の薄いメール、つまり「情報密度」の低いメールは、無視されて読んでもらえません。

・英語のDVDは、音声も字幕もともに、英語・日本語を自由に切り換えられるので、ヒアリング教材としては最高峰だと思います。





「英語オンチ」は絶対なおる!―英語脳を鍛える20の魔法 (Wish books)

「英語オンチ」は絶対なおる!―英語脳を鍛える20の魔法 (Wish books)

  • 作者: 藤沢 晃治
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2004/02
  • メディア: 単行本



タグ:藤沢晃治
nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

トラックバック 0