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『エンジョイしなけりゃ意味ないね』 [☆☆]

・8時45分から17時30分までの出演だ。しかも、なま放送。若手芸人なら盛んにアピールしていくところだが、横関美夏は新入社員である。振られた話題(いわれたこと)に、鸚鵡返しで答える(いわれた通りにやる)のでやっとだ。

・見出しは、「ぼくは社長にむいている」だった。だって、ぼくは、みんなを信じることができる、と、本文がつづく。ぼくは、みんなには、まだ信じてもらってないけれど、でも、だからこそ、ぼくは、みんなを信じられるんだ。

・親父が好きなことをやりなさい、と、いったから、ぼくは、好きなことだけしようとしたのだが、好きなことがなかったので、大変困った。

・交際が始まっても、たいていのことなら、我慢できた。幸福な夫婦になったところから振り返れば、「いま、起こっていること」など、瑣末な出来事になるのだから。

・おまえは、いま、自分にできるだけのことをしているのか、胸に手をあてて考えてみろ。声もでない、笑顔もでないようじゃ、どこへいってもおんなじだぞ。

・自分は以前とおんなじなのに、周りの態度だけが変わった。

・図書館で新刊を借りて読んで、コレは、と思ったものだけ文庫になったときに買うというのがトンブリ流。だから蔵書はとても少ない。でも、厳選してるって感じがして、こういうの、全然わるくないなぁと思ってます。

・いまいる「ここ」が、じつは「どこか」かもしれないし(青い鳥的発想)、たとえ「ここ」が「どこか」じゃなくっても、自分の心持ちしだいで、「ここ」を「どこか」に変えられるかもしれないじゃないですか。

・最近では、ようすを見るという戦法をとっています。最初にリアクションしないようにしてる。だれかの発言を受けて、真っ先に反応を表明するひとは、勇者だと思います。

・欲しいものはない。ちょっと欲しいものならたくさんあるけど、どうしてもというわけではない。したいことも特にない。

・注意を受けたことを気にするのではなく、ミスしたことを気にせよ、というものだった。叱られたとか、恥をかかされたとか、そっちのほうに気持ちを持っていっちゃつまらないからさ、と独白するようにいった。

・使えるものならなんでも使ったほうがいい。それが利口ということなのよ。

・趣味とかある? 読書や音楽鑑賞っていう月並みなやつじゃなくて、こう、もっと打ち込める感じの趣味。生きがいっていうか、あるいはそれで身を立てられるような。





エンジョイしなけりゃ意味ないね

エンジョイしなけりゃ意味ないね

  • 作者: 朝倉 かすみ
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2008/11
  • メディア: 単行本



タグ:朝倉かすみ
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