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『もっと脳の教科書2』 [☆☆]

・私たちは、たくさんの情報やものが簡単に手に入る、便利な社会に生きています。でも、それは、裏を返せば「何も考えなくていい環境」だと言うこともできます。何も考えないことほど、脳を衰えさせる行為はありません。

・未熟な脳は思考したり状況を把握したりする余裕がないので、行動や感情に抑制が利かなくなって、パニックになるのです。

・たとえば、ポテトチップを食べるのがやめられなくなったとしましょう。そういう場合は、ハーモニカを用意して演奏を始める、風船を膨らます、ガムをかむ、など、口を使った別の作業をするのです。

・どうしてもやる気が起きない場合は、気分が回復するまで静かに待つのが得策なのですが、ひとつの方法として、圧倒的な量の情報に触れるという方法があります。スーパーマーケットの折り込みチラシをボーッと眺めてみるのもいいでしょう。

・視覚系脳番地は、感情系脳番地と結びつきやすい側面を持っています。ですから、視覚によって大量の情報を取り込むと、同時に「面白そう」「楽しそう」といった感情の変化が生まれるのです。

・女性は、駅などにある「立ち食いそば」で食事をし、男性は「パフェ」を食べる。一般的には、どちらも「入りにくい」「注文しづらい」ものだと思われますが、それをあえて実行することで、脳に得難い経験をさせるのです。

・会話中の相手の「目」を描くことをお勧めします。スケッチをしているんだと思うと、相手の目を見ることが苦痛だと感じられなくなりました。

・利き手でない手を積極的に使うと、感情(とくに怒り)をうまくコントロールできるようになるのです。

・被験者に、およそ2か月間瞑想をしてもらって、その脳を調べたところ、瞑想をしなかった人より海馬の体積が大きくなっていたというのです。ですから、瞑想を習慣化すれば、記憶力の衰えを防止できるかもしれません。

・なぜ、音読が左脳と右脳の交流につながるのでしょうか。ポイントは「漢字」です。漢字を「画像」として認識するのは右脳です。それが発音されて「音」になると、耳から入ったその音は、左脳で言葉に変換されます。こうしたサイクルによって、右脳と左脳の交流が活発になるのです。なお、「漢字」を読むことに意味があるので、音読の対象は、漢詩でもいいでしょう。





アタマがどんどん元気になる! !  もっと脳の強化書2

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  • 出版社/メーカー: あさ出版
  • 発売日: 2015/01/09
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