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『プロ・トレーダー マーケットで勝ち続ける16人の思考と技術』 [☆☆]

・プロのトレーダーは、学歴なんて重視していません。むしろ、学歴が高い人間は自分が間違うことに慣れていないので、トレーダーとして失敗する場合が少なくないのです。

・マーケットの価格を動かしているのはファンダメンタルズなどではなく、市場参加者が将来何が起こると思っているかという集団心理なのです。

・トレーディングはスキルのゲームです。自分のスキルを高めるには、練習を繰り返し、規律を持ってトレードするしかありません。

・6桁は確実に必要です。トレーディングを本業にするなら、自分の取引口座に20万ドルから25万ドルは必要でしょう。

・私は、パーフェクトにエントリーしてパーフェクトにエグジットすることよりも、「タイムリーなエグジットで難を逃れる」ことに価値があると思います。

・弱気という感情が、利益を最大化するうえでの最大の障害になることがあります。人の感情は、間違ったタイミングで間違ったことをするように仕向ける傾向があります。だから私は、自分の感情を信頼しないように心がけています。

・優れたトレーダーの大半は、自己資金のせいぜい1~2%程度しかリスクにさらさないものです。

・プライスがターゲットに達した段階でポジションの半分を手仕舞い、もう半分で利益を追求するという手法を採用することがあります。

・現実的には、手がけるトレードの数は月に5~7回くらいが適切だと考えている。

・電子化が進んだ今となっては、マーケットのスプレッドなどというものは、高頻度取引やアルゴリズム取引に掠め取られてしまいます。

・軍事訓練を通じて、情報が不足した状況でも迷わず意思決定を下すことの重要性を叩き込まれた。海であろうと相場であろうと、いざというときに即座に決断できなければ致命的な結果を招きかねないことを心得ている。

・1日にわずか0.3%の利益でも、毎日続けることができれば、1年で100%を超えるリターンを生み出すことができるのです。

・一般に大手の金融機関では、年間収益率が30%がいわゆる「ゴールドスタンダード」だとされています。

・「他人のお金でも同じようにリスクをとれるか?」と自分に問いかけることは、どれだけリスクを負えるかを判断する際の良いモノサシになります。答えが「ノー」なら、考え直す必要があるということです。

・ペーパートレーディングで利益が出ないうちは、実戦に参加しても勝つことはできません。

・高頻度取引はボリュームを確保することが重要なので、ストップ注文が最も集中する水準で売買するようにプログラムされていることが多い。

・たとえば、リスクにさらすことができる金額が500ドルだとしましょう。プライスが100ドルのときにロングで仕掛けて、もしも99ドル50セントまで値下がりしてしまったら損切りします。スプレッドは50セントですから、500ドルを50セントで割ると、1000株というポジションのサイズを算出できます。この場合、リスクリワードレシオが1対3であれば1500ドルの利益を狙うことになるので、利食いのターゲットは101ドル50セントです。

・彼らにとって重要なことはただ1つ。今から5分後、1時間後、あるいは1日後に、その銘柄を高く買ってくれる人、あるいは安く売ってくれる人がいるかどうかである。

・650ドルのグーグル株は、30分以内に651ドルを支払ってもよいと思う人があらわれるなら高すぎることはない。

・たとえば、あなたの運用資産が1万ドルで、トレード1回あたり2%までリスクにさらすことができるとすれば、損失額の上限は200ドルだ。ここで、ある銘柄を1株10ドルで買い、9ドルでストップオーダーを入れておく。損切りの値幅は1ドルである。すると、購入できる株数(ポジションサイズ)は、200ドル÷1ドル=200株ということになる。



プロ・トレーダー マーケットで勝ち続ける16人の思考 と技術

プロ・トレーダー マーケットで勝ち続ける16人の思考 と技術

  • 作者: ティム・ブールキン
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2016/04/28
  • メディア: 単行本



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