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『本質を見極める勉強法』 [☆☆]

・中学校では卒業時の英語力が英検三級程度、高校では卒業時の英語力が英検準二級程度を目標として授業が進められる見通しです。さらに、大学入試にはTOEFLを導入するという予定もあるほどです。

・グローバル化の本質とは、徹底した現地化です。

・「彼らはなぜそのように考えるのか」「彼らはなぜそのように行動するのか」をしっかりと理解し、相手を尊重することです。

・イギリスやドイツの知識人は、ある国の民族を理解しようと思ったら、まずその国の歴史や宗教を研究することから始めるのです。

・欧米の社会では、基本的人権は「神様が人間に平等に与えた権利」として捉えられています。そして、その基本的人権を守るために、民主主義という制度が生まれたのだと認識されています。

・日本人の大多数は他の国々の歴史や宗教どころか、日本の歴史や宗教すらよくわかっていないという嘆かわしい現状があります。

・キリスト教やイスラム教では神の正しい教えがあるのに対して、神道では神の教えがなく、自らが答えを求めて歩まなければならない。

・読書の量に比例して、その人の知識力が決定される。

・読書の範囲に比例して、その人の視野の広さが決定される。

・日本人のノーベル賞受賞者のすべてが「詰め込み教育」を受けて育ったといっても言い過ぎではないという事実を忘れてはいけません。

・何事も集中してやらないのであれば、それは時間を無駄にしているのと変わりがなく、非常にもったいない時間の使い方であると思います。

・歴史は「人類の失敗史」であるからこそ、そこから非常に多くの教訓を学ぶことができるのです。

・構造的には、グローバルな巨大資本が新興国・途上国を征服し、資本主義の領土を拡大し続けているともいえます。しかし、ローマ帝国が領土を拡大できなくなってから衰退していったのと同じように、グローバル企業の巨大資本が進出できる新興国や途上国はもう残り少なくなってきています。

・欧米の大学では、一般教養こそが大学の本流であって、専門教育は一種の職業訓練にすぎないと考えられています。これは、一般教養課程よりも専門課程が格上であると考える日本の大学とは大きく異なります。

・哲学を学ぶ上では、さまざまな哲学者の思想を単なる知識として覚えるのではなく、哲学者の考え方そのものを学ぶことが大切です。

・実は哲学とは、複雑な世界を単純化しようと思考することをいいます。つまり、哲学を学ぶことによって、物事の全体像を単純化したり、簡潔に物事の本質を見極めたりする訓練ができるということなのです。

・「直観」とは、論理的思考に頼らずに物事の判断や見極めをしていることです。つまり、思いついたのはいいのですが、その後に、思いついたに至った理由が自分でもわからないのです。それとは対極的に、「ひらめき」では思いついたあとに、理由がはっきりとわかります。

・規制でがんじがらめの業界こそ、将来、規制の緩和によって大きく伸びる可能性が高い。

・農業従事者の高齢化とともに耕作放棄地の増加が避けらない現場を直視すれば、遅かれ早かれ、規制を大幅に緩和していかなければならないわけです。

・「レタスはどうしてダメなのか」という意見もありましたが、味にこだわりがある人でも、費用をかけて作った高級レタスと一般的なレタスを食べ比べてみても、味の違いはなかなかわからないものです。ドレッシングの味がそのままレタスの味の評価になってしまうのが、一般的なのです。味の違いがわからないものが高く売れるわけがありません。



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