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『最後の英語やり直し!』 [☆☆]

・「1つのアイデアですべてうまくいく」というような考えを、比喩的にグノーシス主義と言ったりします。

・ダイエット本と英語本は、永遠の売れ筋です。なぜなら、ダイエットも英語も、ほとんどの人は永遠に失敗するから、何度でも買ってくれる。

・帰国子女の多くはほぼネイティブの発音ができますが、問題は、中学や高校で帰国してしまった帰国子女の場合、発音は綺麗なのにボキャブラリーが学生並みにしかないため、かえって相手からバカにされるそうです。

・言葉の壁に守られている業界として、よくマスコミと教育産業が挙げられます。これらの業界は、ほとんどの日本人が日本語しかできないことで、助かっています。

・インターネットで世界中から商品が買えるようになった時代、多くのものは、海外の方が安く買えます。海外のサイトでは半額で売られていることもざらにあります。

・ルンバだって、スロークッカーだって、日本で売っているものは、訳が分からないくらい、マージンが乗って高くなっています。化粧品だって同じです。

・英語ができない人は、日本で、こういう合法的な「詐欺」にしょっちゅう遭っているのです。英語ができない限り、あなたは被害者であり続けます。

・なぜ米系外資の給料は多額なのか、多くの人は誤解しています。「働いているのに給料をもらっている人がいない。だから、働いている人の給料が高い」というのが正解です。

・一般正解率が10%前後だったのをみて、私は驚愕したのです。というか、ある意味、なぜ日本人が英語を話せないか、納得した瞬間でした。まさか、rewardがわからない人が9割とは! このレベルの単語がわからないのであれば、英語がしゃべれないのも当然です。

・英語ができないという人のほとんどは「リスニング」不足です。たかだか、100時間も英語を聞かない中で、「英語が聞き取れません」というのは、当たり前です。

・心理学では昔から、「観察学習 modeling」ということが言われます。観察する、つまり、見たり聞いたりするだけで、観察対象と同じことができるようになる。

・DVDはアメリカと日本でリージョンコードは違いますが、ブルーレイは同じなのでアメリカで売っているブルーレイは何も加工せずに、日本でそのまま観ることができます。

・リージョンコードが同じヨーロッパ製のDVDの場合も、映像方式がPALといって、日本のNTSC方式と違うので、やはり日本の一般的装置では見られません。

・あなたの勉強がノッてくれば、たとえば映画を観ていても、登場人物の英語のセリフを頭の中で予想していたりします。それが習慣化すると、「英語で考える」ことができます。

・日本が「観光立国」になれない、その障害としていつも言われるのが、日本人が英語ができないことです。日本を訪ねてきた外国人を案内できない。

・日本語なまりの英語とは、典型的には、子音で終われず、最後に母音が混じる、catがキャットォに、dogがドッグゥになるものです。



最後の英語やり直し!

最後の英語やり直し!

  • 作者: 勝間 和代
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞社
  • 発売日: 2014/02/28
  • メディア: 単行本



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  • 出版社/メーカー: 毎日新聞社
  • メディア: Kindle版



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