SSブログ

『最強の成功哲学書 世界史』 [☆☆]

・「歴史に学べ」です。ここで注意すべきは「歴史を学べ」ではない、ということ。

・コネがあって初めてチャンスが与えられ、チャンスが与えられて初めて「実力」が発揮できるのです。

・努力が無駄になることはありません。努力することをやめた瞬間、それまでの努力が無駄になるだけです。

・なりふり構うな、手段は選べ。

・小人は、己の浅知恵で推定し、勝手に「失敗」という答えを導き出して、やってみもしないで諦めてしまう。

・幸運は四葉のクローバー。探せば見つかりますが、探さなければ見つかりません。多くの人は、探しもしないで努力もしないで「どうせ駄目だ」と諦める。これが多くの人に幸運が訪れない大きな理由です。

・「戦って勝つ」など、どうしてもそうしなければならない状態に追い込まれたときの「最後の手段」にすぎない。常に、如何にして「戦わずして勝つ」かに腐心する。それこそが名将である。

・成功の対義語は何か。それは「行動を起こさぬこと」。行動を起こさなければ、成功できないどころか、失敗すらできません。

・うまくいかない人は「物事を深く掘り下げて考える」習慣がない。

・何をやっても駄目な人というのは、すぐに手段を目的と混同し、本来の目的を見失ってしまうのです。

・[戦略]最終目的を達成するための大まかな計画方針。[作戦]戦略を成功に導くための個別的・具体的計画。[戦術]作戦を成功に導くための現場での手段・方針。

・軍事用語に「一般方向」というものがあります。これは、細かい経路は軽視し、全体的方向性だけを重視する考え方。

・「讒言」というものは、必ず無能者の保身から発せられる言葉なのですから、「発言そのもの」ではなく、「発言者の立場と心理」を読めば、これを見極めるのは難しくありません。

・「10万の英霊」とやらに執着したために、日中戦争、太平洋戦争と戦禍を拡げる結果となり、ついには300万もの英霊を出すことに繋がっていったのです。日露戦争の「10万の英霊」は、日露戦争の時点での国難を回避するために払った犠牲であって、満州を維持するためではありません。

・無能なくせに働き者は、使い物にならないどころか、生かしておけば害しか及ぼさないから、殺すより他にない。

・「敵を殲滅すること」より「自軍の損耗を最小限に抑えること」が最終的に生き残る極意となるのです。

・繁栄は砂城、妬みは津波。

・何よりも警戒すべきは、「強大な敵」よりも「周囲の嫉妬」なのです。

・得たものはなくなり、与えたものは増える。

・自分の懐に入れておいてもどうせ消えゆくのですから、消えてしまう前にどんどん周りの人に感謝を込めて与えてしまうのです。

・勝とうとする敵を倒すのは比較的容易ですが、「負けまい」とする敵を倒すのは容易なことではありません。

・知識の蓄積で満足してしまう人はたいへん多い。よく「年に数百冊の本を読む」と自慢げに口にする人がいますが、そうした人はこの典型と言ってよいでしょう。

・理解したことは、必ず行動となって現れるものであり、行動に現れないということは、その者は知識はあっても何もわかっていないという証である。



最強の成功哲学書 世界史

最強の成功哲学書 世界史

  • 作者: 神野 正史
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2016/02/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



最強の成功哲学書 世界史

最強の成功哲学書 世界史

  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2016/02/04
  • メディア: Kindle版



タグ:神野正史
nice!(0) 
共通テーマ:

nice! 0