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『依頼人を救え 不安社会の深層』 [☆☆]

・やったのは、「ガーボロジー」だった。これはゴミをあさる調査手法で、探偵の基本である。人間の生活はゴミから復元できる。

・食事も視線を下げないように弁当は食べない。基本はパン。

・若さとは無限の可能性であると昔から言われている。無限だからこそ不安定なのだと思う。

・相手が揺れ動いているときに畳み込む。これは交渉術の基本だ。

・売れない画家じゃないんですよ、売らない画家なんです。

・ストーカー相談者の実害は30%程度だ。それ以外の70割では現実の被害を生み出すことはない。ストーカーを生み出しているのは、他でもない本人だからだ。原因はさまざまだが、妄想や精神疾患による幻想などが多い。

・1号業務が施設警備、2号業務が雑踏警備、3号業務が現金輸送・輸送業務、4号業務が身辺警護業務となっている。

・ボデーガードは偏りがあってはダメだ。絶対的な善人もダメだし、悪人などもってのほかだ。善いことと悪いことの両方を知らないと人を守ることができないということなのだ。つまり、襲う側の視点を持たなければ守りきることはできない。

・ストーカー事件とは極端な話、どちらかが死なない限り続く可能性がある。

・「仕事が趣味や生き甲斐になった人間が勝つ」「仕事と感じるようになったら辞めたほうがいい」と幼いころから教わってきた。

・チャンスというのはそういうものだ。ものにできなかった人間には当分まわってこない。

・ほとんどの野生動物は走れなくなったら死ぬ。走れなくなっても生きていられるのは人間と家畜だけだ。



依頼人を救え―不安社会の深層 (幻冬舎ルネッサンス新書 ま 3-1)

依頼人を救え―不安社会の深層 (幻冬舎ルネッサンス新書 ま 3-1)

  • 作者: 丸山 佑介
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎ルネッサンス
  • 発売日: 2011/06/24
  • メディア: 新書



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