SSブログ

『世界のトップを10秒で納得させる資料の法則』 [☆☆]

・固定的に入ってくる売上があれば、仮に会社に出勤するのが社員の5分の1だけだとしても、その会社は問題なく回っていく。その会社は間違いなく成長できる。残りの5分の4の社員は、新しい事業に専念し、上積みに貢献できるからだ。

・問題要因を10個並べて、「これらをすべて解決してください」と一気に願い出ても、上はそう簡単には動かない。「最低限、これだけを何とかしてください」と要求する。要望の件数は、1回につき一つと心しよう。複数の要望を突きつけられると対処は難しいが、一つだけであれば解決しやすい。

・お金に換算して初めて川上は覚醒し、理解を始める。

・議事録を書くときに、会議での発言を逐一記入するという人をたまに見かけるが、これもNGである。速記録のような体裁の会議議事録は、良い議事録とはいえない。

・報告事項と決議事項をはっきりさせるのも、会議議事録をまとめる上で必須事項だ。

・「報告」なのか「決定」なのか「未決」だったのかを必ず議事録に記すこと。

・議事録に、感情的な要素が入る余地はゼロだと心しよう。個人の感想などを下手に入れてしまうと、議事録はとたんに情緒的になり、プロジェクトマネジメント的なスタンスから遠ざかる。起きたこと、決まったことを淡々を記せばそれでいい。

・サラリーマンとは、自分のいいように解釈をして、甘えてしまう傾向がなきにしもあらずの人種である。それを防ぐためにも、表現は必ず体言止めとし、アウトプットを明確に定義することを心がけよう。

・回帰分析とは、複数の変数間の関係を一次方程式(y=ax+b)の形で表現する分析方法だ。

・予測したい変数のことを「目的変数」、目的変数を説明する変数を「説明変数」と呼ぶ。アイスクリームの売上と気温の例でいれば、アイスクリームの売上は目的変数で、気温は説明変数だ。

・目的変数はいつも一つだが、説明変数はいくつでも構わない。説明変数が一つのときは単回帰と呼び、2つ以上あるときは重回帰と呼ぶ。



世界のトップを10秒で納得させる資料の法則

世界のトップを10秒で納得させる資料の法則

  • 作者: 三木 雄信
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2015/05/01
  • メディア: 単行本



世界のトップを10秒で納得させる資料の法則

世界のトップを10秒で納得させる資料の法則

  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2015/05/14
  • メディア: Kindle版



タグ:三木雄信
nice!(0) 

nice! 0