『こぐちさんと僕のビブリオファイト部活動日誌』 [☆☆]
・ここで言う「文庫」とは、20センチ弱のソフトカバーのことではなく、町内会や自治会で共有する本を指すこと。
・微かな希望を見せつけられ、罠かもしれないと警戒しながら喰い付かざるを得ない少女の眼差し……。たまりませんわね。
・短くまとめられた児童書は、とりあえず読んでみるには最適です。
・教師や南洋庁での教科書編纂係だった中島は、1942年、33歳の時に『山月記』を含めた連作でデビューします。その才能はすぐに認められ、芥川賞候補にもなりましたが、持病の喘息が悪化し、この年の12月に亡くなりました。
・この人の好きな古典名作の場合、ラノベや漫画ではよくあるスピンオフだの外伝だのアンソロジーだのはまず出ないのだろう。
・この人、あがり症で恥ずかしがりで人見知りも激しいのだが、その反動か、一度親しくなった相手との距離感は意外に近い。
・「なってきた」じゃありません! どうにか「してきた」んです……!
・こぐちは自分から会おうとか遊ぼうとか言うタイプじゃないでしょ? 私は自分から構ってるから関係性続いてるけど、そうでもしないとそれっきりになっちゃうわけよ。定期的に会う機会がなくなれば、前河君との交友関係もずるずる消えてくのは目に見えてる。
・わたしも弱い人間ですから、背中を押してもらえると、すごくほっとするんです。
・微かな希望を見せつけられ、罠かもしれないと警戒しながら喰い付かざるを得ない少女の眼差し……。たまりませんわね。
・短くまとめられた児童書は、とりあえず読んでみるには最適です。
・教師や南洋庁での教科書編纂係だった中島は、1942年、33歳の時に『山月記』を含めた連作でデビューします。その才能はすぐに認められ、芥川賞候補にもなりましたが、持病の喘息が悪化し、この年の12月に亡くなりました。
・この人の好きな古典名作の場合、ラノベや漫画ではよくあるスピンオフだの外伝だのアンソロジーだのはまず出ないのだろう。
・この人、あがり症で恥ずかしがりで人見知りも激しいのだが、その反動か、一度親しくなった相手との距離感は意外に近い。
・「なってきた」じゃありません! どうにか「してきた」んです……!
・こぐちは自分から会おうとか遊ぼうとか言うタイプじゃないでしょ? 私は自分から構ってるから関係性続いてるけど、そうでもしないとそれっきりになっちゃうわけよ。定期的に会う機会がなくなれば、前河君との交友関係もずるずる消えてくのは目に見えてる。
・わたしも弱い人間ですから、背中を押してもらえると、すごくほっとするんです。
ビブリア古書堂の事件手帖スピンオフ こぐちさんと僕のビブリアファイト部活動日誌 (電撃文庫)
- 作者: 峰守 ひろかず
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/03/10
- メディア: 文庫
ビブリア古書堂の事件手帖スピンオフ こぐちさんと僕のビブリアファイト部活動日誌 (電撃文庫)
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2017/04/10
- メディア: Kindle版
タグ:峰守ひろかず