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『これはしない、あれはする』 [☆☆]

・「しない方がいいこと」はしない。そう決めて生きていくだけで、心がすり減るような思いは次第になくなっていきます。

・人はどうしても、自分と他人とを比べて幸せを推し量ってしまうものです。自分が不幸だと決めつけている人ほど、傾向があると思います。

・プライベートのことなど何も詮索し合わない、シンプルな関係の友人を持つことも、私は大事なことだと思います。

・大人と大人の間に必要なのは、ほどよい距離感です。相手が言わないことはわざわざ聞かない。それが大人の嗜みというもの。

・他人を見てはうらやましがるという行為は、どこかで自分の人生を否定している行為だと思います。

・大騒ぎしない。小さなことでも大きなことでも、大騒ぎする姿はとても醜いものです。

・人は人の不幸が大好き。他人の生活が、他人の人生が気になって気になってしかたがない。それは好奇心が強いというよりも、他人との比較によって自分の幸せを推し量ろうとする、とても惨めな行為だと思います。

・自分の人生に不本意なことが起きたときに、「なんで?」を繰り返すのはやめましょう。過去を振り返って、今の自分を嘆いても、何も変わりはしないからです。

・起きてしまったことは起きてしまったことなのです。後ろを振り返って「なんで?」と言ったところで、そこに意味はありません。得るものは何もないのです。

・世の中にはいつも人を言い負かしてしまう人もいます。でも、それは人とのコミュニケーションが上手だからではありません。むしろ下手なのです。

・人から新しいものを引き出す前に、人を土俵の外に追いやってしまうのは「会話」ではありません。

・自分の半径5メートル以内で暮らしている家族のことも考えてあげられない人間が、いきなり世の中の女性たちの幸せを考えるのは、やはり変な話なのです。

・ついていいのは、人の心を支えるための嘘。それは「よい嘘」と言ってもいいのではないでしょうか。

・家事で手を抜けることは全部手を抜きました。中途半端に全部頑張ることを、一切やめたのです。

・嵐が来たから今日はお休みします、できません、なんて論外。雨にも負け、風にも負けるような人間ではだめなのです。

・歳をとったら、「きょうよう」と「きょういく」が大事だ。歳をとったら、「今日用がある」と「今日行くところがある」ことが大事ということ。

・自分自身も風景のひとつと考えれば、いつも美しく存在したいもの。

・どんな人も、風景のひとつなのです。自分の目にさまざまな人の姿が風景として飛び込んでくるように、自分の姿も人の目には風景として映ります。

・人が自分を見て不愉快に思わないビジュアルを保つこと。それは人としての礼儀なのです。

・人に相談したり、人に愚痴をこぼしたりする前に、自分の芯にもう一度問いかけてみるのです。「自分はどう思うのか」と。



これはしない、あれはする

これはしない、あれはする

  • 作者: 小林照子
  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2018/01/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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  • メディア: Kindle版



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