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『一生モノの自分をつくる「10年法則」』 [☆☆]

・誰でも表面に現れているものは見ることができる。しかし、それを可能にする本質的かつ根本的なものに注目する人は滅多にいない。

・人生において短期的な賢さは長期的な賢さとは必ずしも一致しない。

・ビジネスの世界での成功と失敗は、大半が脳の働きによって決まる。自分だけの「何か」を頭の中で作れる人は、どんな世界でも成功するだろう。しかし、自分を差別化できる「何か」を作り出せない人は、置いてきぼりを食うほかない。

・多くの知識を持っていれば、その分だけ世界が広がる。

・生まれた瞬間から脳は「使え、でないと失われる」という原則によって働く。脳は使えば使うほど強化され、使わない回路は失われる。

・金持ちになるにはパターン化が上手でなければならない。金持ちが専門的なことを勉強していなくても投資を成功させることができるのは、豊富な知識と優れたパターン化能力を持っているからだ。

・創意力の源泉というのは知識なのです。知識の量が多い人は、少ない人では考えられないコンビネーションを考えられる。

・試験の成績は努力次第でどうにでもなるが、会社生活には自分ではどうにもならない領域が多いため、無力感を覚えやすいのだ。そのため、すぐに仕事に興味を失う若者が少なくない。

・そもそも、目まぐるしく変わるビジネスの世界で最初から最後まで計画通りに進めることなど不可能だ。

・無敵の民とは、「自分の仕事がアウトソーシング、デジタル化、オートメーション化されることがない人」を意味する。

・「私はただの平凡な人間です」あるいは「私はただの小市民です」と、へりくだって言う人がいる。「嘘から出た実」という諺があるように、こうした言葉を頻繁に口にすると、自分の人生を本当に平凡な人生だと定義してしまうことになる。自らの人生をこのように定義したら、未来もそのレベルにとどまってしまう。

・伝播というものは、他人が何をして、どう考えているかに神経を遣う社会の方が速いのです。反面、個人主義的な性質が強い社会に属する人々は、他人の言葉をあまり聞き入れないので変化が遅いのです。

・ときには傍観者になることも必要だ。そうすれば、物事や現象を別の角度から見られるようになる。

・「9時5時」で働いていい暮らしができるなら、この世界に貧困はなくなるだろう。

・考えが貧しいと人生も貧しくなり、考えが豊かだと人生も豊かになる。人間とは結局、考えの総合体であるからだ。

・学ぶ人が学習の必要性を強く感じなければ知識が身につかない。

・寂しく貧しい老年を望まないのであれば、知識、情報、ノウハウ、人脈などを駆使して、自分の専門領域で唯一無二の商品を作り出さなければならない。



一生モノの自分をつくる「10年法則」

一生モノの自分をつくる「10年法則」

  • 作者: コン・ビョンホ
  • 出版社/メーカー: ユナイテッド・ブックス(阪急コミュニケーションズ)
  • 発売日: 2010/06/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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