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『図書館で調べる』 [☆]

・隠し味で大切なのは、一方の味はごく少量でよく、おしるこの場合、塩は砂糖の0.5パーセントと微量であってこそ甘さがます。

・隠し味は対比効果といって、コーヒーに砂糖など味を弱め合う抑制効果、こんぶとかつおぶしなど味を引き立て合う相乗効果とあわせて、味の混合効果というそうです。

・本を探す時には検索ワードに加え「ISBN」と打ちこんで検索すると、わりとしっかりした本の情報がヒットして便利だと紹介したら多くの方に好評でした。

・情報をあつかうときには発信源の立場を考えるような見方も身につけておいたほうがいいかもしれません。一つの例ですが、住宅販売のフリーペーパーで「今、住宅は買い時か?」という特集が組まれていたとします。結論として、景気や金利がどうであれ「買い時」なのだと思います。「今は買わないほうがいい」という結論だと、そのフリーペーパーに掲載されている多くの物件は売れませんから。

・1990年前後はバブル景気でした。バブルだという認識すらない景気がよかった最中に書かれた内容と、バブルがはじけた後の分析では受け止め方が違っているはずです。



図書館で調べる (ちくまプリマー新書)

図書館で調べる (ちくまプリマー新書)

  • 作者: 高田 高史
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2011/06/08
  • メディア: 単行本



タグ:高田高史
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