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『「月曜日の朝がつらい」と思ったら読む本』 [☆☆]

・動物は眠らないと心理に異常をきたし、免疫が破綻し死に至るということです。

・心と身体は半日しか正常に機能せず、後の半日は睡眠によってメンテナンスしなければならない。

・寝る時間が遅くなったときも、起きる時間は変えない。なぜかというと、人間が眠くなる時間は「起きる時刻」に規定されているからです。

・「早く寝なきゃなあ」「このままだとまた起きられないぞ、困ったなあ」などです。この「頭の中での独り言」が、寝つけないことの元凶なのです。このつぶやきを消していきます。そのコツは、心の中で「アー」と発します。

・スプーン2杯のオリーブオイルを飲んでください。オリーブオイルは胃酸の分泌を抑え、胃の粘膜に膜のように張りついて保護してくれます。胃のむかつきや胃もたれ、胃痛、胃炎や胃潰瘍のときに自然の薬として使うことができます。

・職場の人間関係というものは、生産性という目的の上に成り立った表面的なものです。毎日顔を合わせていると厚い信頼関係が構築されているような錯覚に陥りますが、人間関係としては希薄なのです。そういう薄っぺらい人間関係の中にいて大切なことは、「本音を出して損をしない」ということです。

・運動を継続する上で大切なことは、競わない、耐えない、やめない、ということです。

・まず、かかとから着地するようにしてください。十代、二十代のころは誰でも自然にかかと歩行ですが、年齢とともに着地面はつま先方向へと移行し、六十代後半ともなるとほとんどの人がつま先からヨチヨチ歩くといういかにも老人然としたべた足歩行になります。

・上司があなたを叱責するとき、その言葉は「客観的事実+感情的な主観」で成り立っています。上司も人間なのでこれは仕方のないことですが、「客観的事実」の比率が高いほど「いい上司」、「感情的な主観」の比率の高いほど「不適格上司」ということになります。

・「勝ち組」と「負け組」を分ける要素は「スキル」と「自分への信頼感」ということができます。

・自分を信じることのできない人は何も行動を起こすことができません。結果、何もしないまま、何も実現しないまま、理想像とのギャップばかりが広がって劣等感を深めるのです。「自分への不信感」が強化されるばかりなのです。

・大切なことは、休日に「別世界」を導入することです。仕事とはまったく無関係の、それそのものが気分転換や娯楽としての意味を持つ何かを休日に持ってくるのです。それは、かなり意識的にやらないとできません。

・人間が眠くなる時間は起床した時間に規定されていますので、遅く起きれば眠くなるのもその分だけ遅くなります。

・「土曜日はこのように過ごそう」とあらかじめ決めておき、それが実行できているということが大切。なぜ「決めておく」ということが大切なのかというと、それを達成することである種の充実感を感じることができるからです。



「月曜日の朝がつらい」と思ったら読む本

「月曜日の朝がつらい」と思ったら読む本

  • 作者: 森下 克也
  • 出版社/メーカー: 中経出版
  • 発売日: 2012/08/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



タグ:森下克也
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