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『街中でログハウスに暮らそう』 [☆☆]

・ログハウスは、アウトドア派のためだけの家ではなく、普通の住まいとして、街中に建つべき一般住宅です。

・正倉院は、日本人なら誰でも知っている建物。その造りは、木材を横に積み上げる「校倉造り」になっています。あぜ木という木材を積み重ね、壁をすべて木で構成している。まさにログハウスそのものなのです。

・家を建てるのが目的ではなく、家でお金儲けをするのが目的。残念ながら、そんな業者が乱立していたのがバブル時代です。

・木は熱伝導率が小さい物質です。逆に大きいのが金属。なんと鉄の熱伝導率は木の400倍です。コンクリートの熱伝導率は木の100倍です。コンクリートや鉄骨の建物が冬に底冷えしたり、夏に猛烈に暑くなったりするのもうなずけます。

・ログハウスに住み始めた人が、最初にびっくりすること。それは、洗濯物が家の中でカラッと乾くことです。

・あらかじめ設計の段階でコンセントの必要な位置に配線できるように設計し、ログのなかを通します。コンセントも電灯のスイッチも、きちんとログに埋め込まれるようにできます。

・薪ストーブは薪を燃やして暖をとるという、ひじょうに単純な構造ですが、給排気をコントロールすることで室温を上げ下げすることができます。朝など、火を付けた当初は給排気を全開にして勢いよく燃焼させ、部屋が十分暖まってきたら給排気を抑えて火勢を弱めます。

・一般の住宅の平均建て替え年数は26年です。住宅ローンの返済期間は30年から35年ですから、住宅ローンを返し終わる前に、次の住宅を建てなければならない状態です。

・大手ハウスメーカーの部材費は2割しかないとも言われています。部材費が2割、大工などの施工料が2割。つまり、2000万円支払ったとしても、あなたが手に入れる家は、原価800万円だということです。地域密着型の工務店では、この割合は部材費4割、施工費2割と言われています。これだと2000万円を支払うと原価1200万円の家が建ちます。

・クレジットカードの借入限度額は、借りていなくても借金と見なされる。限度額が50万円のカードを3枚持っていると、150万円分の借金が可能ということになり、金融機関側にはマイナスの判断材料として働きます。

・ローンの基本は、「借りられる金額」ではなく「返せる金額」を借りること。この鉄則は絶対に外してはいけません。



街中でログハウスに暮らそう―快適・健康・安全で暮らしやすいログハウスライフ!

街中でログハウスに暮らそう―快適・健康・安全で暮らしやすいログハウスライフ!

  • 作者: 清水 繁
  • 出版社/メーカー: エル書房
  • 発売日: 2010/01
  • メディア: 単行本



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