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『ザ・ゲーム 退屈な人生を変える究極のナンパバイブル』 [☆☆]

・男女問わず、私たちすべてにとってもっとも難しいのは、身につけることではなく、捨て去ることである。

・ナンパアーティストは普通の連中とは違う。ほかのヤツと同じことはしちゃいけない。絶対にな。

・感情にまかせたら、ぜんぶ台なしになっちまうぞ。感情があるから迷う。だから、今から感情なんてものを信じるのはやめるんだ。恥ずかしく感じたり、自信過剰になったりすることもあるが、そんなもんは靴の中の石ころみたいなもんだ。気持ち悪いが、無視すればいい。

・支配者にとって一番大事なのは、笑顔だ。部屋に入っていくときは笑顔を作れ。笑っていれば安定した男に見えるし、面白そうなヤツに見えるし、ちゃんとしたヤツに見える。

・いつもどおりにしかできないのなら、いつもどおりの結果しか手に入れることはできない。

・ペットはなでられるのが好きなものだ。犬や猫がスキンシップを求めてくるのは、別に性的な意味じゃない。人間だって同じことだ。俺たちは、触れ合わずには生きていけない。だが俺たちは人に触れられると、ついそれを性的な意味なのではないかと思い込んで神経質になり、ぎくしゃくしてしまう。

・そうすべきかそうすべきでないかと考えたということは、そうすべきだってことだ。

・NLP(神経言語プログラム)の基本的なコンセプトとは「ある個人の思考、感情、習性、そしてほかの人々の思考、感情、習性などは、言語、意見、そして肉体によるジェスチャーなどを使って無意識下で操ることができる」というものだった。

・男と女は違った方法で考え、反応する。男ならば『プレイボーイ』の表紙さえ見れば、もう気持ちが昂る。女は直接的なイメージや会話だけではダメだ。女には、比喩やアドバイスを使ったほうが効果的なのだ。

・ハゲ頭は運命だが、坊主頭は自分のチョイスだ。

・アルコールはけっして人に、やりたくないことまでさせたりはしない。ただ、ふだんしたくても我慢していたことをできるようにしてしまうだけだ。

・自らを駆り立て、進んで痛みや疲労、屈辱、拒絶、もしくはさらなる困難に立ち向かう者こそが、勝者になるべき人間なのだ。取り残された者はただ指をくわえて見ているしかない。

・人生において、人は何かいいことが舞い降りてくるのを、つい待ってしまう。そして待つことで、逃している。

・普通、望みのものが自分のひざに落ちてくるなんてことはない。だがどこか近くには落ちる。人はそれに気づいて立ち上がり、そこにたどり着くために必要な労働と時間とを費やさなくちゃならない。

・早口というのは、たいていが自身のなさの表れだ。自分の考えていることに他人は興味なんてないんじゃないかと思っている連中は、聞き手の心が離れていくのを恐れて早口になる。そうでないやつらは完璧であることを求めすぎて、自分の話に何もかも盛り込ませたくて、しゃべる速度がどんどん上がっていってしまう。

・質問はナンパじゃない。ナンパとは、ふたりの人間に互いをさらけ出すように、後押しをする技術のことだ。自分のことを報告するのは、旧友がお互いを語り合うのと同じだ。報告すれば、親しみ、自信、寛大さが醸し出される。

・多くの人々は耳を傾けない。耳に入ってきてしまうかもしれない何かを恐れているからだ。

・本当の自分自身でいるだけでは足りないのだ。最高の自分にならなくてはいけない。

・強者は弱者を食べて生き、賢者は強者を食べて生きる。

・彼らは広い一連の知識と経験を、人格に適合するブランドに組み合わせる方法を知っていて、「自分に必要なものは自分の中にあるのだ」と感じていない人々に売りつけている。

・ルーティーンがおそらくは補助輪にはとどまらないのだと思い始めた。ルーティーンは自転車だ。民衆を扇動する手法はすべて、そこにかかっているのだ。宗教はナンパだ。政治はナンパだ。人生はナンパだ。毎日俺たちはルーティーンを使って、他人が自分に好感を持つように仕向けたり、欲しいものを手に入れたり、誰かを笑わせたり、本当に大嫌いな人にその気持ちを知られないように何とか乗りきったりしているのだ。

・コールドリーディングの本によれば、人間の悩みはすべて、次の三つのうちのどれかに当てはまる。つまり、健康、財産、そして人間関係。

・女はおおむね少女時代に、男性権力者に従ったふりをすることに慣れてしまう。そして成長するとある一定数の者たちは、精神的に未発達で、異性の存在に引け目を感じたまま、世界中に散らばっていくのだ。

・彼女たちは父親をうまくあしらってきたかつてのテクニックが世に出ても通用すると信じていて、それはしばしば正しいのだ。

・人はしばしば自分自身を求めたり自分に同調してくれる誰かを求めて本を読む。

・彼らが、なぜ俺の根性を忌み嫌うのかが分からなかった。俺がいったい何をした? そしてすぐに気づいた。俺は何もしなかったのだ。

・俺は何かを学んだとすれば、それはつまり、男にはけっして女を選べないということ。できるのは、ただ自分を選ばせる機会を与えるだけなのだ。

・誰もが自らの失われたかけらを探して外側に目を向け、間違った方向を見てしまう。そして自分自身を見つける代わりに、自我を失ってしまう。





ザ・ゲーム 退屈な人生を変える究極のナンパバイブル (フェニックスシリーズ)

ザ・ゲーム 退屈な人生を変える究極のナンパバイブル (フェニックスシリーズ)

  • 作者: ニール・ストラウス
  • 出版社/メーカー: パンローリング
  • 発売日: 2012/08/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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