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『脳に免疫力をつければ病気にならない』 [☆☆]

・入力される情報の中でも、人間は物理レベルのリアリティ(殴られた、腫瘍ができた等)より情報レベルのリアリティ(悲しい、痛い、負けたくない、治りたい等)に強く影響されます。

・飛行機からパラシュートなしで人が飛び降りて死んだとしたら、その人の死因は何だと思いますか? 「死ぬ!」と思うその心理的ショックによる急性心筋梗塞症などでショック死するのです。つまり、「死ぬ!」と思う情報空間のエネルギーが物理空間の体を殺してしまうのです。

・情報空間のエネルギーは物理空間のあなたの体を書き換えます。たとえば、食事とトレーニングで筋肉を鍛え上げたパワーリフティングの選手も、試合の直前にショッキングな知らせを受け取ると、力を出せなくなります。これは情報空間のエネルギーが物理空間に影響を及ぼした分かりやすい例です。

・人間の体は「情報空間のエネルギー」に反応します。「あれを食べなさい」「これを食べなさい」といわれていると、食べることに対して「あれはだめ」「これもだめ」と体がネガティブに反応し、食事が体に与える影響もネガティブになります。

・どれだけ食べるのが健康によいのかというと、「お腹が空いたときに、腹五分目を食べる」ことです。

・「お腹いっぱいまで食べてしまう」というのでは動物と同じです。理性を働かせて腹五分目で食べる。

・テレビは小学5年生が観て分かるレベルまで内容を噛み砕くことを原則としています。つまり、皆さんが毎日観ている番組は、お笑い番組であろうとNHKのドキュメンタリー番組であろうと、小学5年生レベルの内容です。

・「目標がある老人はボケない」ということは、まわりの人たちを見れば納得できるはずです。身近にいるボケたという人は、アイデンティティを会社や子供に依存していた人たちでしょう。会社や子供に依存せず、自分の目標を持って生きているシニアに、ボケたという人はいないはずです。

・仕事が原因でうつ病になったのですから、根本的な治療法は、仕事を替えることです。「自分は幸せじゃない」と感じるような嫌な仕事をやめて、別の仕事に就いて「自分は幸せだ」と感じれば、うつ症状はよくなります。

・要は「○○は××に効く」という条件づけをどうつくるかという話です。ラベンダーで眠くなるといわれた人は、そういう条件づけがつくられてラベンダーで眠くなります。

・情報リテラシーのある方はすでにご存じだと思いますが、かつて猛毒物質として大騒ぎされたダイオキシンは、現在では人間には無害であることが分かっています。

・「○○が体にいい」という情報の裏には、その○○で儲けようとしている人々がいます。健康に関する情報を鵜呑みにせず、「その情報の裏には誰のどんなたくらみがあるのか」考えてみて、情報の信憑性を見極めていく態度が必要です。

・ニュースを「裏読み」する力は、自分の健康を自分で守る上でも重要なのです。

・医者は風邪を引いたらどうしているのでしょうか。某有名大学病院でとったアンケートでは、なんと内科医のほとんど全員が「葛根湯を飲む」と答えたそうです。

・私は葛根湯を飲むまでもなく、コンビニや自販機でオレンジジュースを買って飲み、水分とビタミンを補ってから早めに寝ます。それだけで翌朝には完全に風邪の症状は治っています。

・楽譜を読みながら楽器を弾くこと。これがもっとも脳の機能の維持・向上に役立ちます。楽譜という情報空間のシンボルを読み取ることは脳の運動です。その脳の運動が、物理空間で楽器を弾くという体の運動に結びつけられます。これで確実にIQが上がります。





脳に免疫力をつければ病気にならない!

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  • 作者: 苫米地 英人
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2013/04/24
  • メディア: 単行本



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  • 発売日: 2014/04/28
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