SSブログ

『仕事の教科書』 [☆☆]

・仕事とは「人にいやいやさせられること」ではなく、「自ら積極的に見つけ出して解決していくこと」なのだということを学びました。

・どんな仕事にも、必ず意味や価値があるのです。それを見つけ出すのは、その仕事を任された人自身です。

・私は、社会人になってから今日に至るまで、ずっと本を「友達」と位置づけてきました。その友達は「一流の思考」から「世間の動向」まで、実に多くのことを私に教えてくれました。

・会社というものは、公器として社会の一部になっていなければ、そもそも成長・発展することができない。

・しかし、あなたより入社年数がもっと浅い後輩にしてみれば、あなただってれっきとした上司です。たとえ入社年数が浅くても、後輩社員たちに対して、上司としての役割をしっかり担う必要があります。

・会社がどこに向かっていて、そのために上司が自分に何を期待しているのかを示してくれなければ、部下はどんなに頑張っても出口がまったく見えない迷路にいるような閉塞感を覚えます。

・働く条件として、「給与」「労働時間」「福利厚生」などが重視されがちですが、本当に重視すべき点は、その会社に「尊敬できる人物=メンター」がいるかどうかです。

・サラリーマンは、作業した労働時間に対して報酬を主張する。ビジネスパーソンは、貢献した結果に対して報酬を主張する。

・サラリーマンは、結果が出なくても作業に費やした努力を評価すべきと考える。ビジネスパーソンは、結果が伴わない努力は評価に値しないと考える。

・人が一生のうちに最も多く交わしている約束ごととは、「時間を守ること」であるという説があります。

・例えば、あなたがお店で買ったパンに、髪の毛が入っていたらどう感じますか? パンの製造業者に「朝から晩まで一生懸命に頑張ってパンを作っているので、うっかりして気づきませんでした」と弁解されて、納得できますか? どんなに一生懸命頑張ったというプロセスを強調されても、意味がないのです。しかし、これがいざ自分の仕事となると、「結果だけじゃなくて、プロセスを評価してほしい」という人が非常に多くいます。

・会社には、スキルとマインドの高低により、大きく分けて「人財・人材・人在・人罪」の4種の「人ザイ」がいます。

・語尾が「たい」で終わる言葉をよく使う人を「鯛族」と呼び、語尾が「ます」で終わる言葉をよく使う人を「鱒」と私は呼んでいます。

・「鯛族」の人は、「できればそうなったらいいなあ」という願望でものごとを語るタイプ。あくまで願望なので、すぐに行動を起こそうとせず、ずっと同じ所をぐるぐる回遊し続けているだけなので、次の餌場に行くことができません。

・「鱒族」の人は、言い切る言葉に前向きな意志が宿っています。目標達成のためにあらゆる努力を惜しみません。

・まず自分の口ぐせを「~たい」から「~ます」に意識的に変える訓練をしましょう。

・8割以上の学生は、将来の目標がありません。言い換えると、8割以上の学生は、「入学」がゴールなのです。

・何ごとも、無目的にぼんやりと眺めていたのでは、自分に必要な情報を見極めることはできませんが、「こうしなければ」「こうしよう」という思いがあると、必要な情報にどんどん気づけるようになるのです。

・簡単に手が届かないと思われる目標であっても、視覚化して毎日目にすることで、自ずと志気が鼓舞され、その結果、目標が実現化されるのです。

・海外で活躍したいと思うなら、その国の写真を常に持ち歩くとか、お店をオープンしたいと思うなら、自分の理想のお店の写真を目につく所に飾っておくなど、常に視覚的に脳の訴え続けることで、モチベーションが持続し、目標を達成しやすくなります。

・自己変革する「400時間の行動変容」とは。人は意識して行動すると、400時間でその行動が身に付くようになります。例えば、右利きの人が、左手でペンを持ったり、箸を持つように意識して行動すると、400時間その行動を意識して続けることによって、利き手の右と同じように左手でペンや箸を扱えるようになるということです。

・苦手でうまくできない仕事も、たとえば1日に6~7時間、意識を集中して取り組めば、約60日間で合計400時間です。つまり2か月も経てば、苦手とかできないと毛嫌いしていた仕事も、なんてことはなくこなせるようになっているわけです。

・知っていても、実行しなければ無知に等しい。

・自分を管理できない人は、他人に管理されることになるので、自分に自信を持てず、思考も消極的で、自分を過小評価するため、いつまでも新しいことに挑戦できません。

・「夢」とは、「私」という個人の望むもの。「志」とは、「多くの人たちの願い」を乗せたもの。





仕事の教科書 (角川フォレスタ)

仕事の教科書 (角川フォレスタ)

  • 作者: 高橋 秀幸
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川学芸出版
  • 発売日: 2014/12/23
  • メディア: 単行本



仕事の教科書 (角川フォレスタ)

仕事の教科書 (角川フォレスタ)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川学芸出版
  • 発売日: 2015/01/15
  • メディア: Kindle版



タグ:高橋秀幸
nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

トラックバック 0