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『頭のいい人に片づけ方』 [☆☆]

・今行動するというのは、つまり時間を蓄えるのと同じだということ。

・散らかし屋は、短所にばかり目を向けて自分を判断しようとする。そして、それを繰り返しているうちに、どんどん短所を強めてしまうのだ。だが今日からは、長所に目を向けながら、それをどう仕事に活かしていくかを考えていくようにしよう。

・自分で自分を卑下し続けている限り、周囲から向けられる注意もネガティブなものになってしまう。だからこそ、自分を学び、生き方を向上させ、心の中の自分象を変えていかなくてはならないのだ。

・自分の時間が惜しいという理由で手助けという手助けをすべて拒んでしまうと、「人を寄せ付けない人間」という評判がたち、誰からも必要とされなくなるのではという悪い予感が現実のものになってしまうかもしれない。

・決断を下すのに最も重要なものは、「完璧な決断など下せる人はいない」と、あなたが自分自身に言い聞かせ、納得することだ。

・もしも「これを捨てよう」と覚悟したものを手に持ったとき、まだ躊躇してしまうようでも、自分の覚悟を信じて捨ててしまおう。そう、ここで一番大事なのは、覚悟を決めることなのだ。

・整理のコツは、古い順にやっていくこと。というのは、古いものほど必要ないことが多いからだ。

・散らかし屋にとって「することリスト」は、こなすべき仕事のリストというよりも、サンタクロースへの手紙のようなものなのだ。

・人間は言葉に支配されているもの。頭の中では、常に言葉が流れている。心理学者によれば、ネガティブな自己対話をポジティブな自己対話に変えていくことにより、ネガティブな習性をも変えていくことができるという。

・個人、または課がちゃんと機能しているのであれば、整理されているかいないかは、問題ではありません。問題になるのは、機能していないときだけです。

・服装を見れば、その人がだらしないかどうかわかります。ネクタイをしていない人や、しわくちゃのズボンをはいている人は、仕事をしてもだらしないものです。

・人がやりたがらないことでも、あなたにとっては平気、というようなことがある。それと自分のやりたくないことを交換するのだ。

・言い訳は、怠け者を育てる栄養剤だ。

・良き意志の裏には、必ず影の自分がひそんでいる。私たち自身を強迫観念で駆り立てようとする、影の自分だ。たとえば、子供ともっと一緒に時間を過ごしたいというのは良い意志だが、そこで影の自分は「子供たちと一緒にいなくては」と囁きかけてくる。そしていつでも、公私のバランスがうまくとれていないのではないかと、私たちに恐怖心を植え付けようとし続けるのだ。

・安物はゴミと同じと考えよう。

・パソコンを快適に使い続けるコツは、要らないファイルは気づいたときに削除し、こまめにスキャンディスクやデフラグをかけることだ。不要なソフトウェアなども、逐一削除していくといいだろう。とにかく、使わないファイルなどはトラブルの元だと憶えておこう。

・ある心理学者は、影の自分を「人が背負ったリュックサック」と喩えている。空っぽのリュックサックと一緒に人は生まれ、社会を知り、成長するうちに、そこにはさまざまな荷物が詰められていく。もちろんその中には、「○○しなくてはいけない」という強迫観念めいたものも、多く含まれる。

・私たちは、いい子になるようにと育てられながら、いい子じゃない自分を胸の中に閉じ込めてしまう。

・影の自分を否定すればするほど、人間はどんどん気力を奪われていってしまう。だから、否定しないことが重要だ。影の自分といえど自分の一部であることに変わりない。

・影の自分もまた自分の一部であり、あなたを傷つけようとしているわけではないのだ。むしろ影の自分のほうこそ、本当の自分を恐れている。あなたに拒否され、否定され、追い出されてしまうのではないかと。

・どんなに個性を伸ばし、技術を身につけたところで、それらの使いどころがわからなければ、まったく無駄になってしまう。

・持って生まれたものを問題と受け止めることも、才能と受け止めることも、できるものなのです。

・胸の中の声を黙らせるには、瞑想するか、物を書いてみるといい。特に物を書いていると頭をぐるぐるとめぐる言葉の流れがゆっくりになり、言いたいことがはっきりしてくるはずだ。





頭のいい人の片づけ方

頭のいい人の片づけ方

  • 作者: マイク・ネルソン
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2005/01/12
  • メディア: 単行本



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