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『受けいれる』 [☆☆]

・心が広いから受けいれるんじゃあないよ。受けいれると広がるんだ。

・受け入れる。すると許すということがわかりだす。許すことを知ってから受けいれるんじゃあないよ。

・くやしさを受けいれる──そんなことできないと思う自分を受けいれてみるといい。そうする自分はくやしさの外にいる。

・たっぷり喜んで生きる人は、悲しみや怒りを受けいれる。たっぷりと生きる人は、死を受けいれる。

・受けいれない癖のついた人は、喜びも受けいれなくなる。

・受けいれる。それをいやいやすると奴隷になる。すすんでやるときは主人だ。

・偶然を受けいれる──すると思いがけない道に導かれる。ときには運命を変えるものとなる。

・求めているものだけを選ぶと人生のスリルはないよ──意外な成長もね。

・社会で生きるには、社会の仕組みを受けいれ、社会に受けいれられる必要がある。

・社会は人を受けいれるだけでなくて、利用し始める。要求は多くなり、強くなる。

・受け流す──これは「受けいれる」を洗練させた態度さ。いやな事やいやな人をまずは受けいれて、あとは放っとくことさ。たいていは、溜まらずに流れ去ってゆくよ。

・逃げる勇気だけは、いつも持っているといい。

・万物は絶えず動いて、たえず変化している。この大きな真実を受けいれるとき、自分が変わることを楽しめるだろう。他の人たちの変わることを許せるだろう。

・実感することだ。頭で知るだけでは、冷たい教訓にしかならない。

・小さな変化は楽しんで、大きな変化は静かに、激しい変化は落着いて、速い変化には敏感に応じる。そうなると人生はずっと気楽になるよ。

・自然の春・夏・秋・冬は、人の喜・怒・哀・楽に当たる。もし自然の四季を楽しんでやすらぐなら、心の四つの変化も同じように楽しめるだろう。





受いれる

受いれる

  • 作者: 加島 祥造
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2012/06
  • メディア: 単行本



タグ:加島祥造
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