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『友だちをつくるな』 [☆☆]

・独りぼっちに耐え切れないで、妥協して群がっていると、あなたもその妥協グループの一員として見られるようになる。せっかく運命の人が傍らを通りかかっても「残念。あの人は四流の人だったか……」と評価を下し、そのまま去ってしまう。

・確かに好き嫌いをむき出しにするのは見苦しいが、好き嫌いをなくす努力は必要ない。

・別れ際に未練がましく振り返らないことだ。

・「俺たち親友だよな」「私たち友だちよね」こうしたセリフを相手に投げかけるのは、親友でも友だちでもない証拠だ。

・孤独の寂しさより、群れの鬱陶しさの悩みのほうがずっとストレスが溜まる。

・三人並んで道を塞いで歩いている人たちがいる。どんなに上品に見える人でも三人組になると、100%マナー違反を起こすものだ。三人組になるということは、下品になるということなのだ。

・SNSというのは村社会そのものであることに気づくべきだ。村社会では挨拶を忘れると、他の村人たちから陰湿な嫌がらせを受ける。これはSNSでレスポンスがなかったり遅くなったりすると、それが原因で仲間外れにされるのとまさに同じである。

・村社会ではみんなと違う意見を口にすると、村人たちから陰湿な嫌がらせを受ける。これはSNSでうっかり本音を書き込んだ瞬間、炎上して吊し上げにされるのとまさに同じである。

・村社会とは一つの劇場であり、劇場では役者が決まっている。役者が周囲の期待とは違う役を演じようとすれば、大バッシングを受けるのが村社会の本質なのだ。

・もし今いる場所が地獄だと一点の曇りもなくあなたが確信できるのであれば、耐えるのではなく、飛び出すことで道が拓けてくるものだ。

・耐えるのではなく、飛び出すことで道は拓ける。逃げることから逃げてはいけない。

・たいていあなたの嫌いな人というのは、あなたの嫌な部分を堂々と外に出せる人だ。

・サラリーマンが8時間かけている仕事は、すべて1時間に圧縮できる。どうして1時間でできることが8時間もかかるかといえば、群がっているからだ。群がれば群がるほど無駄な雑用が増えて、嘘の仕事がでっちあげられるのだ。

・友だちの多さは、何の自慢にもならないのだ。否、友だちの多さは信用できない証なのだ。

・親や塾の先生の言いなりになってラジコンカー人生を貫いてきたのに、こんなに正しい自分が評価されないのはおかしいということで犯罪者になってしまう例もある。

・戦争の最前線で戦う兵士に圧倒的に男性が多いのは、女性は爆弾が爆破すると本能的に「キャー!」と叫んでしまう揺るぎない弱さを持っているからだ。男性はどんな弱者でも金切り声で「キャー!」と叫ぶ者などいない。

・男が女に対して暴力を振るったり大声で怒鳴りつけたりしないという暗黙のルールを守っているからこそ、女性は男女平等を叫ぶことが許されるのだ。

・自分自身のことを好きになるためには、自分が好きなことに没頭することだ。

・「僕は天才ですか? 凡人ですか?」そう聞く輩は、間違いなく凡人だ。天才はそんなくだらない質問をしないからだ。

・さげまんは自分があげまんを嫌っていると思い込んでいるが、本当は好きになることを神様から許されていないだけなのだ。

・つい数千年前までは、弱者は強者の気分次第でいとも簡単に殺されていた存在だ。今は弱者も堂々と自分の意見を述べられるし、それどころか勘違いして強者に向かって盾突くくらいだ。

・強者が架空の敵をつくってやると、面白いように弱者は群がってきて一致団結し始める。これはネット上でも現実社会でも同じだ。

・とにかく弱者はお手軽にコントロールしやすいのだ。ここを見事についたビジネスも存在し、暴利を貪ることができている。

・弱者は非力で寂しいから、いつも群がっては団結して「エイエイオー!」と叫びたくてたまらない本能がある。

・他人の半分の努力で倍以上の成果を上げられる場所こそが、あなたの輝ける場所だ。

・これまでの自分の人生を振りかえって、楽々勝てそうな場所を命がけで思い出すことだ。

・もしあなたが強者の道を選ぶなら、圧倒的多数の弱者から嫌われる道を選ぶことになるということだけは知っておこう。

・弱者はもらう分際で「少ない!」と吠えていればよかったが、強者は与えても「少ない!」と吠えられる側になる。

・弱者の常識は、強者の非常識になる。





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