『芸人と俳人』 [☆☆]
・飛行機に乗る時に毎回「こんなものが飛ぶわけがない」と思うんです。でも飛行機が動き出すと信じられへんくらいのエンジン音がなるじゃないですか? その時に「いや、こんだけうるさかったら飛ぶわ」と思うんです。信じられへんようなことも、音がこれは現実だと教えてくれるんです。
・中七の字余りは解消せよと言っています。俳句の中心が字余りだと、句に緩みが生じるので、できるだけ中七にまとめなさいと。
・ストレスが溜まると円形脱毛症が出る。僕の心と体は異常なほど距離が近い。
・春だからといって、春の歳時記だけ持っていると、春以外の季語をうっかり使ったときに、チェックができない。
・諸君は、無理にでも、「や」「かな」「けり」を使へ。若しくは絶対に切字を入れよ。動詞を節約せよ。さうすれば何か底に響いて来る。玄妙な俳句の力を感じることが出来るであらう。
・「かな」というと、どうしても「これ水かな?」の疑問の「かな」を連想してしまいますよね。僕らは日頃、「水かな~!」と詠嘆の意味では使わないですからね。
・みんな一人の時間を放棄するから苦しくなるのだ。二人になろうとするから苦しくなるのだ。好きな人と美味しいものを食べに行ったりするから、一人になった時に苦しくなるのだ。一人の楽しみ方を忘れてしまうのだ。
・大勢での飲み会に参加したりするから、自分のことを真剣に考えてくれる親友を作ってしまったりするから、一人になった時に苦しくなるのだ。一人の楽しみ方を忘れてしまうのだ。
・僕は一人でも平気だ。二人なんかより、一人は楽しい。
・正岡子規は意外に何句も狼を詠んでいる。明治三十八年の確認を最後に絶滅したとされているので、まだ狼は生きていた。
・中七の字余りは解消せよと言っています。俳句の中心が字余りだと、句に緩みが生じるので、できるだけ中七にまとめなさいと。
・ストレスが溜まると円形脱毛症が出る。僕の心と体は異常なほど距離が近い。
・春だからといって、春の歳時記だけ持っていると、春以外の季語をうっかり使ったときに、チェックができない。
・諸君は、無理にでも、「や」「かな」「けり」を使へ。若しくは絶対に切字を入れよ。動詞を節約せよ。さうすれば何か底に響いて来る。玄妙な俳句の力を感じることが出来るであらう。
・「かな」というと、どうしても「これ水かな?」の疑問の「かな」を連想してしまいますよね。僕らは日頃、「水かな~!」と詠嘆の意味では使わないですからね。
・みんな一人の時間を放棄するから苦しくなるのだ。二人になろうとするから苦しくなるのだ。好きな人と美味しいものを食べに行ったりするから、一人になった時に苦しくなるのだ。一人の楽しみ方を忘れてしまうのだ。
・大勢での飲み会に参加したりするから、自分のことを真剣に考えてくれる親友を作ってしまったりするから、一人になった時に苦しくなるのだ。一人の楽しみ方を忘れてしまうのだ。
・僕は一人でも平気だ。二人なんかより、一人は楽しい。
・正岡子規は意外に何句も狼を詠んでいる。明治三十八年の確認を最後に絶滅したとされているので、まだ狼は生きていた。