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『7歳までのお守りBOOK』 [☆☆]

・「自立」って、突き放すことじゃないんです。親や周囲の大人にちゃんと甘えられた子、甘えたときにしっかり受け止めてもらえた子が、初めて、「自立」できるんです。

・「自分のやりたいこと」と「父さん母さんが喜びそうなこと」の見分けが、自分でもつかない。そんな人がたくさんいるんです。

・子供の遊びは、「見てる。でも、手伝わない」 これがキホンです。

・大体、「なにつくってるの?」 なんて意味がない。子供は、「何か」を作っているうちに、それが、「何か」になっていくものだから。

・「見ない」っていう選択もあり。世の中、見過ぎるとろくなことがない、というのも真実で。

・"better a broken bone than a broken spirit" 「魂が壊れるより、骨折のほうがまし」

・親がどんどん先回りして、危険を取り除いてしまう。そんな、先回り文化では、自分で気づいて自分で判断する力が育たない。

・早くから人と比べられて育った子は、できなかったことで傷つき、自信をなくしていきます。

・「友だち100人できるかな♪」……できるわけないだろう!

・比べるって、最小限のエネルギーで、人をヘコませるワザだから。

・たとえ除菌して体が守られたと親が思っても、子供の心の中には不安が広がっていく。これ触っても平気? これは汚くないの?

・子供はどこでどうやって、殺されているのでしょうか? 圧倒的多数の子供たちは、家庭で、親や親族に殺されているんです。不審者じゃない。

・困るのは、そんな父親が、会社の仕事みたいに育児に取り組むこと。育児に競争原理を持ち込む。早く、効率よく、人より賢く、強く……。

・「じゃあ、こうしてみれば?」なんてね。よかれと思ってのアドバイス。「じゃあ、私のやり方がいけなかったって言うの」 妻の怒りはもっともだった。彼女が求めていたのはただ「大変だったんだね」という言葉だった。



7歳までのお守りBOOK―西野流「ゆる親」のすすめ〈上〉「正しい母さん・父さん」を頑張らない。

7歳までのお守りBOOK―西野流「ゆる親」のすすめ〈上〉「正しい母さん・父さん」を頑張らない。

  • 作者: 西野 博之
  • 出版社/メーカー: ジャパンマシニスト社
  • 発売日: 2015/03
  • メディア: 単行本



タグ:西野博之
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