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『オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る』 [☆☆]

・人間による使われ方によって、AIの存在意義というものが変わってくる。

・『攻殻機動隊』の中に出てくるAIを搭載した多脚戦車「タチコマ」と同様に、各自が持っているSiriが新しい単語を学習すれば、それをシェアする仕組みになっているわけです。

・李登輝氏は台湾の人々が何を欲しているかを常に考えていたと思います。決して「自分は何をしたいか」ではありません。

・For the peopleから With the peopleへ

・台湾の建設や発展は決して経済的なものだけを目的としているのではなく、国際社会に貢献したいがために発展を続けているのだ。

・私の頭の中には、日々様々な思いや考えがあったとしても、最終的には「今日は何をするか」という決断を下さなければなりません。

・「自分には関係ない」と思っていても、スポーツで怪我をして二か月間車椅子に乗ることもあるかもしれません。いつもは多数派の側に所属していても、時には少数派に属することになる場合もあります。

・AIは「Artificial Intelligence」の略で「人工知能」と呼ばれていますが、私はむしろ「Assistive Intelligence」つまり「補助的知能」と捉えた方がいいのではないかと考えています。

・どんな物であっても、人間の心を感動させたり、何かを感じさせたりすれば、それで精霊が宿る。

・お互いに交流し共通の価値を探すことを、中国語で「共好(ゴンハオ)」と言います。

・仮に、サイエンスとテクノロジーしか学んでいなければ、学んだ内容は誰もが同じになってしまいます。これでは標準的な答えを暗記しているにすぎません。

・プログラムをどれだけ上手に書けるかどうかは、母国語の運用能力がどれだけ優れているかにかかっている。文才があればあるほど、プログラムが上手く書ける。

・理想的なプログラムを書き上げるためには、頭の中にある概念を文字に変換していかなければいけません。これは文学と同じです。

・すべてのものにはヒビがある。そして、そこから光が差し込む。



オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

  • 出版社/メーカー: プレジデント社
  • 発売日: 2020/11/29
  • メディア: Kindle版



オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

  • 出版社/メーカー: プレジデント社
  • 発売日: 2020/11/29
  • メディア: 単行本



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