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『なんでコレ買ったぁ!?』 [☆☆]

・どうしても薬というときは、漢方を飲むようになった。風邪も初期は葛根湯(かっこんとう)、こじらせたら柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)。

・市販薬は、セキトール、とかダジャレでつけられるものが多いのに、漢方は漢字ばかりでカッコいい。

・私のことを知っている人は、私の容姿に加え、がさつなキャラクターを知っているからその服を似合わないというのだ。色眼鏡が最大の敵。

・みんながいいじゃん!って思わないから楽しいのかもしれない。自分だけがこいつの良さを知っている、みたいな。

・非常に気持ち悪いが、たくさんの同じものが並んだ様は、壮大というか小気味いいものなのである。

・万華鏡は買わなくなった。やっぱりビーズの運動会みたいなのは疲れるから今はそんなに見たくない。

・自分では買わないなっていうのがポイントだと思っていた。でも私も大人になった。やっぱりプレゼントは、「自分でも買おうと思ってた!」というものをあげるに限る。

・開けて、この象を走らせた時、なあんだ、こんなものか、と思ってしまうかも、という怖さから開封できないのではないか。そうか、あれだ。傷つきたくない症候群だ。夢のままでいたいやつだ。



大宮エリーの なんでコレ買ったぁ?!

大宮エリーの なんでコレ買ったぁ?!

  • 作者: 大宮 エリー
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版
  • 発売日: 2019/01/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



タグ:大宮エリー
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『宝くじで1億円当たった人の末路』 [☆☆]

・「労働は我々を3つの大きな悪から逃れしめる」と言いました。退屈、悪徳、欲求です。

・不思議なのは、1000万分の1の確率を信じて宝くじ売り場に並ぶ「勇猛果敢」な日本の中高年が、会社の中ではとても挑戦意欲の低い保守的な上司だったりすることです。

・日本の家電メーカーがロボット掃除機をなかなか開発せず、米アイロボット「ルンバ」の後塵を拝した理由をご存知ですか。「ロボット掃除機が仏壇のろうそくを倒して火災になるリスクを重視したため」だそうです。

・「事故物件というのは、入居者が何らかのトラブルに巻き込まれやすい構造的・リッチ的欠陥がもともとある」という話で、だとすれば、霊の存在を信じようと信じまいと、この手の物件は借りないという選択が正しい。

・呪いの背後にある科学的要因を見極め、合理的思考を磨け。

・一部の私立学校では、「極端なキラキラネーム」の子は入学させないと言います。それだけで校内でいじめ事件が起きる確率が高まるからです。

・奇抜な名前を付ける親の価値観のベースには、「我が子は自分の自由になるべきだ」という発想がありますから、自分の理想通りに育たないと、普通の人以上に感情が爆発しがちです。

・人の名も、見慣れぬ文字を付かんとする、益なき事なり。何事も、珍しきを求め、異説を好むは、浅才の人の必ずある事なりとぞ。(吉田兼好『徒然草』第百十六段)

・常識を疑うことと、明らかに非常識なことをすることは似て非なるものです。

・昼休みぐらい「一人の時間」を作らないと、いいアイデアなんて浮かびません。本当に優れた発想というのは、一人で自分の内面と深く会話している時にこそ生まれるものなんですから。

・表面的な友達は、いざという時に助けてくれない。

・ピラミッドが低ければ参加人数は限られます。余った生徒は「扇」などの引き立て役に回らざるを得ません。これを一部の親たちが容認しないのです。

・「高齢だから」という理由で貸したがらない大家は少数派だと思います。少子高齢化が進む中、そんな理由で部屋を貸さなければ、大家だって商売が立ち行かなくなります。

・バックパッカー同士は互いにしがらみがない。嫌な奴とは付き合わなければいいんです。その結果、人間関係を築く上でのスキルが磨かれないまま年を取る人も多かった。自分の話ばっかりしてしまうとか、そういう人が少なからずいました。

・ただ「ありがとう」「いい子ね」といった定型的な言葉で褒めても、大きな効果は望めません。ただ褒めるのではなく、「なぜそれが良いことなのか」「周りはどうして喜んだのか」など、「褒める意味」を明確化して褒めねばなりません。

・普通の人が周囲から認められ、組織の中に居場所を築いていくには、「あの人と一緒に働きたい」と思ってもらうことがとても重要です。「機転が利く」という能力はその際、大きな助けになります。

・日本は他の国よりも不一致に陥っている人が多いんです。なぜかというと、本音と建前が、個人主義の国の人たちと比べて、かなり離れているからです。

・サルから進化する過程で、何より必要だったのは生き残るためのネガティブ情報です。「大型獣が来た」とか「嵐が来そうだ」といったネガティブ情報に鈍感な個体は、財産も生命も直ちに失ったに違いない。

・アンビバレントは、「嫌い」よりも厄介な真理で、もやもやした状況が続くことになりかねません。

・上司やリーダーは嫌われてもいいが、がっかりされたらおしまい。

・人間は老化するに従って、「持久力」「瞬発力」「筋力」はどんな人でも少しずつ衰えていきます。でも「柔軟性」だけは年を取っても向上させ続けることができます。

・人間は脚から衰えていくと言われていますが、これは本当のことで、脚の裏筋やアキレス腱が委縮すれば、確実にヨボヨボになっていきます。

・残業削減=仕事の絶対量の減少×効率向上×社員の家に帰りたい気持ち。3つ目の要素は強力で、これが足りないことこそが、日本の残業が減らない根本的な原因です。

・世の中の流れを先取りする「先行型ニッチ戦略」と、残存者利益を確保する「遅行型ニッチ戦略」があります。

・あれもこれもやると何一つうまくいかない。

・「既存製品の色違いの商品を作ったらどうか」といった提案でも1点獲得できます。最も良くないのはアイデアが出なくなることですから。

・小さなメーカーは、必ずしも「全員が欲しい商品」を開発する必要はないのです。そんな商品ばかり作ってしまえば、あっという間に大企業が参入してきて価格競争に巻き込まれる。

・世界の開発の潮流は既に、100%完成していなくてもサービスを提供し、顧客とともに改良を重ねていく「リーンスタートアップ」に移っています。

・インドの人口が16億~17億人を突破していけば、現状のセーフネットではとても貧困層を支えられません。生きていけない貧困層が国外へあふれ出し、必ず世界的問題になります。



宝くじで1億円当たった人の末路

宝くじで1億円当たった人の末路

  • 作者: 鈴木 信行
  • 出版社/メーカー: 日経BP
  • 発売日: 2017/03/25
  • メディア: 単行本



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