『刀語 第四話 薄刀・針』 [☆☆]
・どんな人間であれ──同性に対するときと異性に対するときとでは、接し方が変わる。それは剣士が人を斬るときでも然りだ。男を斬るときと同じように女を斬れる剣士はいない。
・異性を殺すのに抵抗を覚える者。異性を殺すのに興奮を覚えるもの。極端に言えば、誰もがこのふたつのどちらかに分類される。
・逃げようという考えがまるでないところを、果たして頼もしいと取るべきなのか、ただのばかだと取るべきなのかは、微妙なところだ。
・本物の亡者に成り果てるくらいなら、金の亡者のほうがよっぽど上等だ。
・即決即断、迷いなし。考えるとは、迷うことだ。
・なるほど、いい手だ──相手の武器を拷問に使おうとは……それならば肉体面もさることながら、精神的に与える屈辱も見込める。
・知恵比べなら分は悪いが──騙し合いで負けるとは思わない。
・異性を殺すのに抵抗を覚える者。異性を殺すのに興奮を覚えるもの。極端に言えば、誰もがこのふたつのどちらかに分類される。
・逃げようという考えがまるでないところを、果たして頼もしいと取るべきなのか、ただのばかだと取るべきなのかは、微妙なところだ。
・本物の亡者に成り果てるくらいなら、金の亡者のほうがよっぽど上等だ。
・即決即断、迷いなし。考えるとは、迷うことだ。
・なるほど、いい手だ──相手の武器を拷問に使おうとは……それならば肉体面もさることながら、精神的に与える屈辱も見込める。
・知恵比べなら分は悪いが──騙し合いで負けるとは思わない。
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