SSブログ

『狼と香辛料 1』 [☆☆]

・金勘定は教会のお祈りよりも自らを冷静にさせる特効薬だ。

・嘘をつく時、大事なのはその嘘の内容ではなく、なぜ嘘をつくかというその状況じゃ。

・懐かしさは、楽しさの後にいつでも寂しさを伴う。

・貪欲は多くのものを失うが、禁欲が何かを生み出すということもない。

・賢きとは己を知ること也。

・だまされた時に怒っているようじゃ話になりんせん。そんな方法もあるのかと感心してこそ一人前じゃ。

・そこにどんなからくりがあったとしても、俺が得をして損をしなければそれでいい。すべてはそれに尽きる。

・弟子が優秀なのは誇りだが、それは必ず恐ろしい商売敵になる。

・雄どもは皆阿呆の妬き餅焼きじゃからの。ただな、雌もそんなことが嬉しい阿呆じゃからの。どこを見ても阿呆ばかりじゃ。

・神が自らを崇めるようにと人に強いるとするのであれば、やはりそれは寂しいからなのかもしれない。



狼と香辛料 (電撃文庫)

狼と香辛料 (電撃文庫)

  • 作者: 支倉 凍砂
  • 出版社/メーカー: メディアワークス
  • 発売日: 2006/02
  • メディア: 文庫



タグ:支倉凍砂
nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

トラックバック 0